2011年を振り返って、
僕の周りの出来事の10大ニュース。
ちなみに、まったく時事問題は
反映していませんのであしからず。

10位 お野菜おまかせ便スタート
知り合いの女性からもらった一本の電話。
その電話から、野菜の詰め合わせを個人宅配する
おまかせ便が始まった。
Facebookのみでの紹介だったのだが、
回を重ねるごとに、注文数が徐々に増えて行き、
新しい農業の可能性とその地平を僕に教えてくれた。
売るという行為じゃなく、
つながるという行為。
そこに僕らがまっとうに農を営んでいく世界が
広がっているように今は見える。
来年も、続けていきたい。


9位 テレビに出る
テレビの対談番組に2度出演。
その他、テレビ1回、講演6回、パネルディスカッション1回。
新聞や雑誌でも何度か取り上げてもらう年になった。
果てには、福井の選挙のポスターにまで登場。
自分でも少し出すぎた年のようにも思う。
まぁ、来年はこんなことはないだろうけどね。


8位 勉強会スタート
若手の有志で勉強会をスタート。
林君が研修でうちに来た時に、
彼と二人で始めた勉強会だったのだが、
今年から、いろんな人を加えて再スタートした。
多い時で10名以上が参加。
来年も続けていきたいので、
参加希望の方、お待ちしております!


7位 良く作って、良く調理し、良く食べた
今年はいろんなものを良く栽培し、
そして、それを妻と一緒に良く調理し、
そしてそして、家族みんなで良く食べた。
満たされた生活とは、たぶん、こういうことだと思う。
グルメや美食、B級グルメもみんなそのものの味だけを
フォーカスしているが、本当は食事はそんなもんじゃない。
栄養や効能を意識するのも、
どこか少しずれている気がする。
要は「食べごと」なんじゃなかろうか。
食べるという行為を通じて、
僕らは情緒を豊かにし、
自然や人とのつながりを意識する。
その場に流れる空気と
一緒に食べる人との関係や、
そこにはいないけど、
その食事を通じて意識する人との関係までをも、
丸ごと食す。
「美味しい」ってたぶん、そういうことだと思う。
来年も、たくさん作って、
たくさん料理して、
たくさん一緒に食べようと思う。
おまかせ便もここに通じるようにも思う。


6位 初の研修卒業生
2008年から始めた農業研修プログラムで、
初めて卒業生がインドネシアに帰国した。
研修第一期生だった彼。
有機肥料の研究をし、
インドネシアでも実践したいと語ってくれた。
インドネシアとの関係もいよいよ深まっていくだろう。
来年はもっと加速していきたい。


5位 NGOの立ち上げ
初の研修卒業生が出たということもあって、
研修卒業生を支援する団体を3月に立ち上げる。
Yayasan Kuncup Harapan Tani(耕志の会)という団体。
農園たやでの実習や研修事業もこの会が担当し、
さまざまな方から支援を頂いている。
卒業生を支援する活動を通じて、
インドネシアの農村・農業支援にも力を入れていきたい!
サポーターの方は随時募集中ですので、
興味のある方はご連絡くださいませ。


4位 人で泣き、人で笑う
今年の農園は、まさにこれだった。
いろんな人が農園で働いてくれたが、
人と一緒に仕事をする大変さと、
そして一緒に仕事をする楽しさを
良く味わった1年だった。
辞めていった人も、
これから一緒に頑張ろうという人も、
それらの人たちのおかげで、僕も経営者として、
一つ成長できたようにも思う。
そして、そんないろんな人々が通り過ぎていく中で、
一人面白い若者が飛び込んできた。
僕はここ数年、自分の農業を一緒に盛り上げてくれる
パートナーを探していた。
見学に行く先進農家のほとんどから、
「よきパートナーを見つけなさい」と助言されてきた。
そして、この人か、この人か、とこれまで探し続けてきたが、
今年舞い込んできた彼が、
もしかしたら、そのパートナーになるのかもしれない、と
思うことが良くある。
いずれにせよ、人に泣き、人に笑った1年だった。


3位 娘の運動会
娘の保育園の運動会。
ただの運動会じゃない。
年長組の娘の出番は多く、さらに、その競技も難しいものばかり。
運動神経が抜群というわけじゃなく、
どちらかといえば、怖がりの彼女は、
運動が苦手な方だろう。
そして、僕や妻の軽薄な性格に似たのだと思うが、
真面目にやらなければいけない時に
真面目にできないおちゃらけキャラ。
出来ない競技を前にして、たぶん悪ふざけばっかりを
しでかすんじゃないかと心配していたのだが、
全く反対だった。
僕や妻が見たこともない娘が運動会はいた。
真面目に真剣に、始めから終わりまで取り組んでいた。
練習では失敗ばかりしていた竹馬を上手に乗りこなし、
周りが軒並み失敗する跳び箱では、上手に飛び、
大差をつけられた紅白リレーでは、まじめに走らない子が
続出する中で、彼女は真剣に走っていた。
本当にびっくりの運動会だった。
この1年で、娘の成長には本当に驚く。
精神的にもしっかりしてきて、
言葉や考え方も安定してきた。
成長を眺めることほど、幸せなことはない。
子育ては本当に楽しい。
大変なことも多いけど。


2位 妻1年間に3冊本を出す
妻が編者になって本が出版された。
「支援のフィールドワーク」。
それ以外に、共著で2冊。
「フィールドワーカーズハンドブック」。
「開発援助と人類学」。
編者になって書いた本を題材に、学会ではセッションを組み、
初座長も務めていた。
本当に精力的な女性だと頭が下がる。
不在中にたまっている家事を一気にこなし、
遠距離の通勤をものともせず、
それらのハンディがあっても、
こうしてその分野で活躍している。
さらに料理もセミプロ並み。
本当に素晴らしい人だと思う。
彼女を見ていると、
自分がどんなに小さいかを実感する。
僕も負けてはいられない。


1位 日比谷公会堂での発表
今年の一番はやはりこれだろう。
JA青年部の青年の主張部門で全国大会に出場した。
全国の予選を勝ち抜いた6人だけが、
その場で発表する栄誉が与えられる。
その一人として、日比谷公会堂という大きな会場で、
発表できたことを誇りに思う。
いろんな人が応援に駆け付けてくれた。
その応援に後押しされるように、
1500名以上いた会場では、
自分が思っていた以上に熱く発表することが出来た。
10分4秒という、あと1秒でも過ぎると減点になるという、
時間いっぱいいっぱいの発表。
もうあんなテンションで話をすることはないだろう。
とても良い経験になりました。

2011年は、本当にいろんなことがありました。
ひどく忙しい年で、昼休みや休日もあまりありませんでした。
そのためか、随分と老け込んだ気もします。
ですが、とても充実した1年でもありました。
大変だったからこそ、後になって振り返れば、
きっと自分が大きく成長した1年だったと、
いつか思える時が来るんじゃないかと思っています。

来年もたぶん、きつく辛い1年になるんだろうと思います。
そういう道を好き好んで歩いているので、
しょうがないのでしょうが。

今年1年、このブログに付き合っていただき、
ありがとうございます。
来年もまた、よろしくお付き合いのほどお願いいたします。
では、良いお年をお迎えください。


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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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