Facebookをやっていると
インドネシアの大学院時代の友人からチャットが入る。
しばらくたどたどしくなってしまったインドネシア語で
彼と話していると、
どうも変だ。
なんだか僕がおぼえている彼とは違う人間のようなのだ。

そのことを書くと、
その「彼」は、何年も前から音信不通になっていた、
別の友人であることが分かった。
僕の友人である彼の家に、遊びに来ていて、
そして偶然に僕を見つけ、彼のパソコンを借りて
僕に話しかけてきたらしい。
音信不通になっていた友人(仮にマンクとしよう)は
海外に留学していたという。

え?マンクが??と驚く僕に彼は説明してくれた。
ボゴール農科大学大学院を出て、
マンクはすぐにドイツの大学院で
学ぶ準備をした。
彼は英語がほとんどできないので
英語の学校にも、ボゴール農科大学大学院時代から
通っていたようである。
それでも語学力が足りなかったので
入学はなんとかできても
今年まで卒業できなかったらしい。
5年以上という歳月をかけ、彼はドイツの大学院で
博士号を取得した。

僕が知っているマンクは、年下のやや背伸びしたがりの
負けず嫌いのジャワ人だった。
何冊かインドネシアでは本を出版している、
ちょっとした有名人ではあったが、
論理的展開に無理があり、僕はあまり認めていなかった。
成績もよくなかった。
英語ができず、課題の英語論文をスキャナーで取り込み
それをインドネシア語に訳すソフトにかけ
めちゃくちゃな訳文をそのままペーパーに張り付けて
先生から苦言を呈されることもしばしばだった。

そんな彼が、いつの間にか
5年の時間をかけてドイツで博士号を取るまでになっていた。
まったく、人の成長には驚きだ。

そして、この5年。
彼の並々ならぬ努力の間に
僕は何をしてきたのだろうか。
惰眠をむさぼったつもりはないが、
僕もまだまだ加速がたりない。

僕は、
本当に良い学友(ライバル)に恵まれたようだ。
こうして距離や時間を超えて
僕を今でも刺激してくれるのだから。

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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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