ぜんぜんブログを更新ができない。。。
先週は、取引先への請求書発行で手間を取り、
さらに、ある機関紙での連載が1本と
新聞のコラムが1本あり、
ブログの更新が全くと言っていいほど
出来ていなかった。
反省。

さて
まずは、水曜日の勉強会から書くか。

今回の発表者は、ヤマト。
取り上げた本は、こちら。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

ドラッカーのマネジメントの要素を
簡単に把握するという意味で、キャッチーながらも
面白い選択だろう。

ヤマトのプレゼンでドラッカーのマネジメントについて
いくつか説明があったのだが、
その中でも自分の琴線に触れるものが2つ。
それは
「人に対するマネジメント」と「組織に対するマネジメント」。
インドネシアでの活動では、かつて
僕は、人の状況に埋め込まれた学習や
モティベーションについて非常に関心があった。
そのため、成果が見えやすいような活動をデザインしたり、
大枠だけ作って、あとは一緒に活動する農家に
内容とアイディアを出してもらったりしていた。
そしてそこにあったのは、
農業の専門家と参加農家という垣根を壊し、
こちらから参加農家に歩み寄ることだった。
その当時の僕は、ほとんど専門知識も持ち合わせていなければ
経験もなく、ただただ偉そうな若者だった。
だから、
トップダウン式の活動が全くうまくいかず、
サンドバッグのように打ちのめされてからは
比較的早く、専門家としての態度を捨て去れることができた。
それが出来てからは、活動の成果自身は
やや不満があるものだったが、それでも皆のアイディアが反映され
責任を共有できる緩やかな農家の組織にもなっていった。

だが、今はどうか。
僕は、自分の農園の経営者の立場で、
以前とは違って、
知識、経験、実績ともに、その立場を絶対化するのに
まったく困らないほどなのだ。
いつでも「専門家」として君臨できる。
というか、すでにしているのかも。
完全なるトップダウンで物事を決め、
時には、父の口出しさえも許さないこともある。

少人数の家族中心で、研修生とパートさんばかりの農園では、
そもそも他人のスタッフがほとんど居ない。
そんな状況も手伝ってか、
これまで組織や人のマネジメントにほとんど関心を示さなかった。
あれほど、インドネシアでは
意識的に取り組んできたのに。
(特に先輩隊員(後輩隊員も)の活動を目の当たりにしてからは)

昨年の10月から働き始めた太田君と
この7月から働き始める人が、スタッフとして
一緒にこれからやっていこうと思うのであれば、
僕は、またあの頃の自分を思い出さないといけない。
いや、あの頃以上に、僕はもっと組織や人に
意識的にならないといけないのだろう。
あの頃の状況と関係は、今とはまったく違う。
あの頃は、僕に知識や経験がなく、農家側にそれがあった。
だからそれを引き出す工夫をすれば、
そのマネジメントをすれば、よかったのだが、
今は、その逆である。
僕に知識と経験と実績が偏っている中で、
一緒に働くスタッフみんなに
高いモティベーションを持ってもらいながら、
彼ら彼女らの創意工夫をなんとか加えながら、
皆で成果を共有する。
そんなことが出来れば素敵だと思うが。

それぞれの立場で、それぞれがマネジメントについて
考えたのだろうが、
僕には、まるでヤマトの発表すべてが
僕に向けてのメッセージのように聞こえて
その場に座っている間は、とても耳が痛かった。

余談。
ヤマトはマネジメントのイノベーションに興味があるようで、
全く新しいコラボなどを考えているようだった。
新しい切り口とそれを顧客に説明する能力の二つが
求められるのであろう。
ジェラートを売っているのに、
旬を大切にするという彼のこだわりは、
それ自体が新しくもあるが、
ジェラートをその旬(夏)以外にも食べてもらわなければ
そのこだわりは伝わりにくい。
それを伝える力と、夏以外にでもデザートとして
もっと身近にジェラートを食べてらえるような工夫が
必要なのかな、と僕には思えた。


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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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