若いスタッフを連れて
サレポアに行く。

それは、自分たちの作っている野菜の味を
知るために。

僕らの仕事は、短いスパンで見れば
変化に乏しい。
ルーティンワークが延々と続くように見える時もある。

なので、
自分たちの作っている野菜が、
どういう味を持っていて、
どう食べると美味しいのか、という
瑞々しい感覚は、
日々の農作業の中、維持することは難しい。

だから、
たまには、こうして
知り合いのシェフのお店に
食べに行く必要があるのだ。
自分たちの作っている野菜の味を知るために。

今回は、シェフに無理を言って
こちらからお題を出させてもらった。
それは「根セロリ」の料理を食べさせてください
というもの。


P1000637.jpg

ルッコラと根セロリと生ハムの
ミルフィーユ。
これは最高だった。

春はルッコラも美味しい。
デザートと料理の間のような
そんな感じの料理。
とても春を感じる料理。

P1000629.jpg

この時期の根セロリは、
大きさは十分なのだが
甘みが少ないね、とシェフ。
少し砂糖を入れて、甘みを付けたとか。
この料理も、肉とパンの間に
根セロリのペーストがはさんであり
最高の一品だった。
ワインがすすむ、すすむ。

若いスタッフを見ていると、
普段の、日常の、農作業の中で
瑞々しい感動を維持しながら
生産にはあたれていない。
指示されたことをこなしてはいるが
その扱っている野菜が、
どう食べられるものなのか、
どういう味なのかを
考えながらやっているようには見えない。

でも、僕に言わせればそれが一番大事なのだ。
こうした食事会で、それが少しでも身につけばいいのだが。

追伸:
サレポアの八木シェフ、
とても素敵な時間をありがとうございました。
こちらかぶしつけな注文を
笑顔で受けていただき、
本当にありがとうございました。
また、お願いしますね。


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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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