今、ちょっとしたことを企画している。
それは、ここで研修を受けた子やインドネシアの農民、
そしてそれにかかわり続けようという人たちのネットワーク。
研修1期生のヘンドラ君の帰国に伴って、
どうやって彼ら卒業生をバックアップしていくかが
課題だったのだが、
何か団体を立ち上げて、いろんな人とつながりながら
彼らの活動や行動を応援していこうという方向になってきた。

団体の目的はまだ明文化していないが、
僕の農園での研修の質の向上や
インドネシアでの有機農業の推進、
そして、帰国後の研修卒業生に対する農業投資などである。
しかし、それだけにとどまらず、
はてには、彼らとのフェアートレード&事業提携、
インドネシアと日本の農民の交流&連帯なども
まぁ、夢物語として考えている。

今いる研修生たちと僕、そして妻を含めたメンバーで
とりあえず立ち上げようと準備している。
そこで、まずは名前を決めよう!と先月あたりから
盛り上がっていた。

今日の会合で、研修生はそれぞれ候補となる名前を
考えてきてくれた。
ヘンドラ君は、その性格からか、
とてもスタンダードな名前を考えてきてくれて
直訳すれば
「日イ地域発展の会」や
「日イ自立発展の会」と
ちょっと硬い感じの名前だった。
タタンもイルファンも同じような
どこにでもありそうな名前を考えてきたのだが、
彼らは一つずつ、とてもきれいなインドネシア語の名前を
一つずつ発表してくれた。
タタン君は
「Yayasan Sinar Sari Buana」。
そして、イルファン君は(彼は、この名前をずいぶんと恥ずかしそうに顔を赤らめながら発表してくれたのが印象的だった)、
「Yayasan Kuncup Harapan」。
どちらも、とてもインドネシアチックな名前で、
タタン君のを無理やり訳せば(かなり意訳だが)
「森羅万象すべての自然からの恵み」となり
イルファン君のは
「希望のつぼみ」となる。

これら候補の名前を投票でどれにするかを決めた。
しかし、上記の2つの名前で票が割れ、
なかなか決まらなかった。
そこで、話し合った結果、
イルファン君の考えてきた名前に
農民・農業を表す「Tani」という言葉を最後に着けて、
「Yayasan Kuncup Harapan Tani」(農民の希望のつぼみ)を
僕らの団体名にすることで決まった。

とても良い名前になったと
みんなで話し合っていると、
最後にタタン君が
「『Kuncup Harapan』は僕らがいた農業高校の前にある幼稚園の名前だったのですが、それでも良いのでしょうか?」と
すでに名前が決まってから、言ってきたのだが、
それに対して、ヘンドラ君が
「『Sari Buana Tani』は、バンドゥンにある中華系の農業資材屋の名前と一緒だから、それよりかは良いと思う」と言っていた。
良い名前だなぁ、と思って選んでいたのは僕だけで
どうやらみんなはそういう名前が既にあることを知った中で
選んでいたようである。

うーん、オリジナルの名前ってなかなか浮かばないものなのね。
まぁ、『農民の希望のつぼみ』という名前は
とても気に入っているので、良しとしようか。

この団体は3月中に立ち上げる予定でいる。
細かな規約や役割、活動計画、予算計画を
性急に準備せねば。
あっ、あとパンフレットも、だ。

こういう計画を練るのは、本当に楽しい作業である。



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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
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