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ダダンのビジネスプラン。
将来乳牛を20頭まで増やしたいと考えている。
ただ、餌の確保が難しく
これをクリアーすれば
頭数を増やすことはスムーズになる。

そこで、日本の事例から学ぶということで
日本の酪農家の記事を彼に渡して
読んでもらっている。

いろいろと示唆を受けるようで
彼の3月のビジネスプランでは
ビーツ飼料による栄養改善について
書かれていた。

で、その優位性を説明したこともあり、
他の実習生から
ビーツがインドネシアでは手に入るのか、や
そもそも栽培できるのか、などの
質問が続いた。

彼は『試してみたいとわからない』と答えつつも
ビーツを利用した飼料による栄養改善の必要性も
語っていた。

はい、皆さん、
これ、ダメな例です。
ビーツというコモディティが
あるかどうかの問題ではなく
ビーツが飼料として
日本で存在する
その構造を見るべきなのだ。

技術移転でよくある間違いの一つで
技術という道具が
それが生まれてきた、そして
それが支え続けられている社会的構造を無視して
その道具そのものを
どこかへ移転しようという
かなり無理のある話と一緒。
それを指摘されれば
当たり前と分かるのだが
一人で考えていると
もしくは同じ認識の仲間と考えていると
その間違いに気が付かないまま
進んでしまうことは多い。

ダダン、
そこはビーツじゃなく、
そのコモディティがなぜ
飼料として存在しえるのかを分析すべきなんだよ。
で、自分たちの自然資源の中で
それとよく似た構造で
無視されてきた資源があるのかどうかを
ここから難しいのだけど
偏見の眼鏡が自分にあることを自戒しつつ
もう一度周りを眺めまわす作業が必要なんだ。

彼くらい優秀でも
こういうことから逃れられるわけじゃない。
もっと端的に
彼にもこういう視点が得られるように
指導するにはどうすればいいのだろうかね。
事例考察を
一回延々とやってみるか。


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『季語を食べよう×俳句を作ろう』プロジェクト


農園の野菜を詰め合わせて
食卓に届けるおまかせ便。
この4月よりの新しいスタイルに
生まれ変わります。
コンセプトは、『季語を食べよう×俳句を作ろう』です。

私たちの生活は今、
コロナの影響で大きく変化しました。
自由に移動できなかったり、
会いたい人に会えなかったり。
およそ人らしい生活のすべてに
制限がかけられてしまいました。
それは物理的でもあるし、
精神的でもあります。
そんな毎日を少しだけ良い方向にできないか。
それがこのプロジェクトの始まりでした。
私たちの生活は近代化していきましたが、
少しアンテナを伸ばせば、
まだまだ四季折々を
生活の中で感じることができます。
その小さな変化に気が付くことが、
この制限のかかった毎日を少しだけ自由にしてくれます。

そしてそのアンテナこそが『俳句』です。



『季語を食べよう×俳句を作ろう』プロジェクトの3つの試み

① 歳時記風のお品書き
野菜の多くが季語になっています。
それを紹介しつつ、新野菜や新技術などが出てきており、
新しい季語として提案もします。
その季語で俳句を作ってみましょう。
少しでも多く季語に触れていただくために、
おまかせ便は八~十種類の野菜を
詰め合わせます(ミニ便は今まで通りの6品目になります)。

生活の中で、季語を発見するお手伝いをします。
季語を感じることで、少し違った風景が見えてきますよ。

② 俳句教室を開催します
俳句を作りましょうと言っても、
作ったことのない人も多いかと思います。
そんな方のために、
農園のスタッフが俳句教室をZOOMで開催いたします。
農園には夏井いつき組長のいつき組の組員がいます。
テツコ(園主)と
たちこ・ぶるこ(スタッフ)
出出まち子(インドネシア人実習生)が、
楽しく俳句の作り方を解説します。
月1回程度を予定しています。


③ 俳句の交流会を開催します
作っていただいた俳句を季節ごとに
一覧にしてみんなで楽しみたいと思っています。
投句フォームは毎回のおまかせ便のお品書きに
QRコードで貼り付けます。
良いなと思う俳句は、
農園たや歳時記(お品書き)に
例句として掲載もします。

また俳句の句会も開催します。
初心者でも簡単に参加できるよう、
初心者だけの句会も行います。
上級者の多い句会だと少し敷居が高いと感じますね。
私たちも最初はそんな感じでした。
あまり俳句を作ったことのない人でも
楽しく参加できる句会やりましょう。

これまでレシピ応援隊の方々との
句会も行ってきました。
今後も続けていきたいですね。
それにプラスして、レシピ応援はしていないけど、
句会には参加したいという方との
ZOOM句会も考えています。
季節ごとに1回程度できたらと思います。

※講座や交流会(句会)のすべては、参加無料です。

もちろん、俳句に興味のない方でも楽しめる、
野菜を詰め合わせていきます。
農業の今の現場を理解できるような、
これまでとは少し角度を変えたおまかせ便になります。
皆さんと一緒に四季折々の季語を食べて、
日々の生活に
新しい発見をしていきたいと思います。
末永くお付き合いいただけたら嬉しいです。 


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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
(アットマークを@に置き換えて送信ください)

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