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また一人、送り出す。
昨年7月から農業研修で来ていたJAの若手職員。
この3月で研修を終え、4月から地元のJAで働く。
なので、今日は焼肉屋で送別会。

野菜作りの極意が分かったかどうかは不明だが
(そんなものがあるのなら、僕も知りたい・・・)、
少なくとも現場がとんでもなく忙しいとだけは、
解ってもらえたんじゃないだろうか。

辛い研修が終わったことと
新しい職場への希望で、彼の顔は晴々していた。

ここ数年、人を送り出しっぱなしで
ずいぶんと慣れたが、やはりさみしさは残る。
でも別れは、新しい出会いのはじまりでもある。
さて、次はどんな人がうちの門をたたくのだろうか?


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(写真:2012年3月最終週に送った『野菜おまかせ便』)


ここでは、年間50種類以上の野菜を作っている。
多品目を作る農家は、それほど珍しくなくなってきているが、
それなりの規模で、それなりの量と品質を保つという意味では、
まぁ、珍しい部類になろうか。
えへへ、自画自賛。

それらの野菜は、それぞれの契約や約束で
レストランや業者に出荷していた。
それも多種多様で、
うちの野菜の全ての品目を納めている業者は一つもない。
そんなものだと思っていた。

昨年、ある知人から、
「野菜を送ってほしい」と依頼を受けた。
実は、結構面倒な頼みだな、と内心思っていたのだが、
他でもない、その知人の頼みならと思って、
ありあわせで野菜セットを作って送るようになった。

始めてみると、いろんな発見があった。
まず、コミュニケーション。
うちの野菜は、ちょっと変わった物が多い。
だから、どう食べたらいいのかを良く聞かれた。
その受け答えをメールを通してしていると、
これが実に楽しかった。
こう食べてみたら?と提案すると、
あちらも少しひねりを入れた食べ方をしたりして、
いつの間にか、自分の食べ方の幅も広がっていった。

もう一つ発見だったのが、
一つにまとめてみると、その野菜セットが
結構魅力的に見えたことだ。
元来、料理は好きな方だ。
だから、こういう野菜セットが届いたら、
きっと楽しいだろうなぁ、と思うようになった。

食べ方や栽培のこだわりをメールで送っていたが、
「お品書き」と称して紙媒体にしてみた。
それも初めは面倒かな?と思っていたのだが、
やってみると実に楽しい。
表現できる機会を得た感じで、
僕の農業や野菜への想いや
食べ方のこだわりを書いている。
だんだん書く量が増えてきて、
今では、6ページに上るお品書きを毎週書いているが、
全く苦にならない。

Facebook上で、他にも欲しい方いますか?と
ゆるい感じで告知してみたら、
いつの間にか40人を超えるお客さんが
注文してくれるようになった。
そのお客さんもいろんな方がおられ、
その方たちとのちょっとした交流が、とても楽しい。
家族でこう食べたとか、こういう記念日でほしいとか。
そんな会話が楽しい。

実家にも定期的に送ってください、とあるお客さん。
以前、ご依頼を頂いて1度その方の実家にも送ったことがあったのだが、
ご実家と野菜の話で盛り上がって楽しかった、とのこと。
野菜を通じて会話が弾む。
なんて素敵なんだろう。

あるお客さんから、
「届くとまるでびっくり箱のように楽しいの。きっとこれを詰めている田谷さんも楽しいでしょうね」と言われた。
そう、僕は楽しんでいる。
今まで感じたことの楽しみを、味わっている。
購入者のことを考えて、
野菜の値段は、直売所価格のままに設定している。
野菜が8~10種類入って、
送料と税込で3,000円。
あるお客さんからは、
「他の業者さんだったら、これくらいのボリュームとサービスだと5,000円くらいですよ」と心配されてもいる。
まぁ、事務や手間をどう考えるかだろうけど、
僕自身が誰よりも楽しんでいるし、
赤字なわけじゃないので、
今のところ、値上げは全く考えていない。

食べてくれる人たちを考えながらの
食べてくれる人たちとつながりながらの
野良仕事は、こんなにも楽しいんだ、と思いつつ、
その中で僕も一緒に食べている楽しさを
今更ながらに想う春である。



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農業に志ある者で行っている勉強会。

今回記録したいのは、林くんのプレゼン。
選んだ本はこれ。
若梅健司 著 「トマト ダイレクトセル苗でつくりこなす」:根系を活かして安定生産

久しぶりに技術系の本。
トマトの苗をどう育苗するかのハウツー本。
セルトレイに種をまいて、
それを鉢あげせずに、そのまま定植してしまおうというやり方。
4葉まで苗を育てたいとのことで、
セルトレイは55穴のものを使うらしい。
しかも、ある程度苗の間隔を確保するために、
真ん中一列は使わない。

たしかに4葉まで育苗しようと思うと、
128穴では絶対無理だし、72穴でも辛いね。
低コストで、さらに省力栽培なので、
とても面白い取り組みだと思う。

ただ、圃場の準備や定植などの
作業工程がしっかりしていないと、
まったなしのセル苗なので、
忙しさが一時になるときは、ちょっと大変かな。

生育そのものよりも
段取りをどうしていくかが農法の鍵だとも思うので、
その辺は抜かりなく、怠けず、励んでもらいたいね。

技術系の議論、
たまにはこんな勉強会もいいね。

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「福井も元気にする若者の集い・青年海外協力隊経験者と語ろう」
というイベントがあり、
フリーアナウンサーの伊藤聡子さんを始め
40名を超える参加者が僕の農園に来園。

独自のインドネシア農業研修事業と
農園の取り組みを説明した。
農業をしながら国際協力をする。
僕の中では、もう当たり前すぎる話だが、
今回参加された方の中には、
その取り組みを驚かれている人もいた。

その後、
国際交流会館で伊藤聡子さんの講演を聞く。
グローバルな人材がこれから社会に求められおり、
協力隊参加者の稀有な体験が
人間力を高めているという話だった。

内向きになりつつある社会で、
金銭的な成功のみを追いかける風潮が
相変わらず威勢を振るう。
余裕のある者が、イメージの良さを求めて行ってきた
「社会貢献」では世の中は変わらない。
僕らは問題解決型のビジネスに転換しないといけない。
だから、僕は、
農の営みを繰り返しながら、
研修生たちと汗かきべそかきしながら、
ここで国際協力をこれからも続けていこう、
そう強く思い直した日だった。





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勉強会の記録をしよう。
ブログが勉強会の記録ブログになりつつあることを
少しばかり危惧している。。。

さて今回記録するのは、僕の発表。
選んだ本はこれ。
菅原秀幸 大野泉 槌屋詩野 著 「BOPビジネス入門」2011 中央経済社

BOPとはBase of the Pyramidの略。
つまり、経済の底辺に生きる低所得者の意味。
その低所得者はこれまで経済活動のターゲットである
消費者として認めてこられなかったために
あらゆるサービスから取り残されてきた。

しかし、彼女ら彼らもニーズが無いわけじゃない。
より良い明日に向かって、日々活動しているのである。
そのニーズを満たそうというのが、
このBOPビジネス。

低所得者であっても、毎日、コーヒーは飲みたいし、たばこも吸いたい。
風呂に入れば、石鹸も要るし、シャンプーもしたい。
服は洗剤で洗いたいし、廉価な食材を工夫して
美味しく調理するためにも、
調味料もこまごまと必要だ。
それらすべてをこれまでの通常の規格でしか購入できない場合、
低所得者たちは何かをあきらめなければならない。
だが、それらがすべて小分けになっていれば、
たとえば、
コーヒーは1杯分、タバコは1本から、
洗剤も2~3回分の小袋になっていれば、
少ない所得でも、そのすべてを購入できるというもの。

ただ、僕はこれまでどちらかというと
BOPビジネスにはあまり賛同していなかった。
貧困層を消費者に仕立てて、さらに儲けようという意思を感じたから。
しかし、本書で紹介されているBOPビジネスは、
少し違っていた。

本書のBOPビジネスとは、
BOPをビジネスパートナーとして捉え、
彼女ら彼らの陥っている問題解決型の
ビジネスモデルの構築なのである。

特に僕が魅かれたのが、フェアトレード。
多くのインドネシアの農家は、
込み合って見えなくなっているバリューチェーンの中で
本当に評価されている「価値」から取り残されている。
その刺激がないために、
営農の改善も品質改善もない。
だからいつも同じことの繰り返しになる。
市場の刺激をきちんと受けられれば、
農家は『より良い「次」』を考えることができる。
農家はさらなる工夫が出来るようになる。

僕が今、行っているインドネシアの農業研修プログラムと
その卒業生に行っているマイクロクレジット。
それらの活動が、まだまだ発展途上だが、
本書のBOPビジネスに重ねて考えたくなる。

リーマンショックなど
金融工学の破たんに見えたのは、
資本主義の廃頽した姿だったが、
このBOPビジネスの地平には、
まだ希望の光が僕には見える。

3.11後、どのような社会になりつつあるのか
読み切れないが、
少なくともハイパー消費社会は崩れつつある。
大量生産大量消費モデルは、もう行き詰っているのだ。
倫理的消費と人々の結びつきと、そしてフェア(平等)。
僕らの経済活動がグローバルに結びつき、
社会の問題解決の糸口になる。
そんな社会を築いていくべきだと、
強く想う。

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油断するとすぐに溜まる勉強会の記録。
というのも、毎週の開催で、
誰かは常に発表している勉強会だからだ。
十人十色という言葉がぴったりの勉強会。
その人にとってのホットトピックを取り上げるわけだから、
面白くないわけがない。
この記録の小林君も、その例外ではない。

彼の選んだ本は、これ。
後藤逸男 著 『イラスト 基本からわかる土と肥料の作り方・使い方』。
彼はJAの職員で、昨年の中途採用。
担当が直売所や野菜栽培の振興になる予定だが、
農業の「の」の字もわからないということで、
うちの農園で9カ月の研修をすることになった若者。

いよいよ研修も終わりに近づき、
彼自身の興味も農業の時事的なことよりも、
技術的なことにシフトしてきたのか、
土づくりの本を選んできた。

彼の発表はなかなか秀逸だった。
実際に、これから現場になる永平寺町の圃場と
うちの農園の圃場の土の比較観察をし、
明らかにうちの農園の土が良いとのことなのだが、
その違いをこの本の内容に沿って解き明かそうとした
そのプレゼンスタイルが面白かった。

本書では、保水性と透水性といった
言葉だけでは相反するような事象が、
土の中でどう起きているのかをイラストで説明しており、
初学者にもわかりやすい。
さらに、
堆肥の作り方や土壌診断、団粒といったことまでも網羅し、
動物由来と植物由来の堆肥の役割までも
丁寧に解説されていた。

ちなみに、
うちの圃場の土が良いのは、
団粒構造を支える有機物の投入量の多さである。
耕起の仕方に、もう一工夫入れたいところだが、
コストとベネフィットの按配で、まだそこまではやってないけどね。


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たまには研修プログラムの授業の記録をしよう。
後期の授業の「農業とグローバリゼーション」という講義で、
「おいしいコーヒーの真実」というDVDを見た。
あらすじはこちらのリンクで)

さて、このDVDのメッセージは一体なんだろうか?
富のかけ離れた映像に圧倒され、
メッセージと本当の意味での解決策は、
良くわからないまま、という人は多いだろう。
事実、研修生たちも、日本語情報ということで
苦労があっただろうが、
問題の核心には近づけていなかった。

コーヒー1杯330円の内、エチオピアコーヒー農家が
手にする収入は、3円。
複雑かつグローバル化した市場流通の中で、
コーヒーを楽しめば楽しむほど、
途上国のコーヒー農家が虐げられていく、
ような作りの映画。
「搾取され続けている」というのが、
作り手のメッセージなんだろうとは思うが、
どう搾取され続けているのかがあやふやで、
それが問題の本質にまだ近づけていない。

コーヒーは嗜好品だ。
全世界中の人が楽しむのに、栽培できるのは熱帯地方に限定される。
コーヒーを販売目的で栽培する行為が
すでにグローバルなことなのだ。
全世界規模的に、なが~くのびきったバリューチェーンの中で
幾度となく売買を重ねる。
そのプロセスの中で、
コーヒーは生産され、選別され、ブレンドされ、加工され、
そして最後にサービスと共に消費される。

問題の核心は、
コーヒー生産者が、コーヒーの「価値」に近づけないという事だろう。
世界規模の市場流通からでは、
どのように好まれて、
どういうサービスと共に、
どのように消費されているかの
刺激は受けられない。
330円の内、コーヒー農家が3円というのは
金額的に不条理なわけじゃない。
生産するだけでは、
それ自体にはまだ価値が付帯していないという事なのだ。
そして真に不条理なことは、
その情報からマージナルに置かれて、
一切知りえない状況の中で貧困を強いられているという事であろう。

映画では、
タデッセという協同組合の人物が
農家の所得向上のために奮闘している。
情報をどこまで共有しているのか詳細はわからないが、
少なくとも「価値」という情報から
遠ざけられていた農家に、その情報を届けようと必死なのはわかった。

コーヒーは、そのままでは雑味も多い。
乾燥と選別がかなり重要だ。
そして、ブレンドすることで深い味わいにもなる。
ローストの加減も、かなり重要だ。
さらには提供される場所。
僕らはのどが渇くからCaféでコーヒーを飲むのだろうか。
音楽やすわり心地の良い椅子、落ち着いた店内の雰囲気、
リラックスして飲めるようなサービスと共に、
僕らは一時の休息をそこに得る。
それらすべてが、330円の中に凝縮されている。

この情景すべてがコーヒーの値段。

この風景すべてをコーヒー農家はどこまで
理解して生産しているのだろうか。
たぶん、ほとんどないだろう。
それは、
無知な状況に落とし込められてしまって、
情報にアクセスできなくされているからなのだ。
長くのびきったバリューチェーンの中で、
情報と市場に自由にアクセスできない農家。
これがグローバリゼーションの一端なのである。

希望は無いのだろうか。
いや、そんなことはない。
生産する側が、その価値の情報を得て、
それらの技を自分たちの生産物に付帯できれば、
330円の内3円という状況にはならないはずだ。
タデッセの目指すところはそこにあるのだろう。
フェアトレードの目指す点もそこにあるはずだ。

研修生への僕からのメッセージは、
君たちがタデッセであれ、ということ。
もしくはタデッセのような奴と一緒に仕事をせよ、ということ。

中間搾取の多くは、情報から取り残されることで発生する。
だから、君たちは
市場の価値をダイレクトに仲間の農家に届け、
生産現場の価値をダイレクトに市場と消費する側に
届けられるような農家になれ。


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家族で、海沿いの料理民宿に泊まった。
魚料理満載の豪勢な夕飯で、
蟹とヒラメとブリと鯛とのどぐろ三昧。
当然、食べきれない。

その残った蟹を持って帰って、
今晩はリゾットにしてみた。
フェンネルと根セロリと蟹とチーズ。
ホワイトデーだったので、僕が作るつもりだったのだが、
仕事が終わらず、結局妻が作ってくれた。
僕はシャンパンを買ってきたのみ・・・。

フェンネルは、やはり海産物と良く合う。
魚のうまさを引き出し、さわやかな香りを付けてくれる。
そこに味わいの良い根セロリが加わる。
早春の根セロリは甘く、柔らかく、それでいて
火を通しても香りは消えない。

もうすぐ蟹ともお別れ。
これが今季最後の蟹料理となるだろう。

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正直、乾物というと、
「年寄」「古臭い」といったイメージだった。

たしかに使い勝手も良いので、
乾燥わかめや干しシイタケなど
我が家でよく使う乾物もある。
だが、「使い勝手が良い」という域を出て、
それらを使うことは無かった。

あるヒントを得て、
自分でも乾物を作ろうと思ったのだが、
それも実はかなり浅はかな考えで、
旬に大量にとれて余る農産物を
なんとか乾物にして売りきれないか、と考えての事だった。
恥ずかしい話だが、
そこには全く食べることへの情熱なんてなかった。

しかし、しかしだ。
僕の大根を干して、これを実際に食べてみると、
とても楽しかった。
紅芯大根や紫大根・緑大根を乾物にしてみたのだが、
水で戻して、酢を加えると
驚くほど鮮やかに発色した。
漬物なんて付け合せ程度にしか思っていなかったが、
この漬物は、とてもおしゃれで
そして食卓を楽しくさせる魔法を持っていた。

目で楽しみ、
コリコリとした食感も良く、
だから箸は止まらない。

乾物の世界も奥が深く、
そして簡単に調理できる分、
食べることが楽しくなるアイテムだと
僕は今更ながらに認識した。

今年はこの乾物の世界で、
食べるについてもっと遊ぼうと思う。
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先日、認定農業者のヒアリングがある。
認定農業者とは、経営改善計画を出して市町村から
担い手として認定を受けた農家のこと。
まぁ、簡単に言えば、スローライフというよりは、
“がんばりまっせ!ぎょうさん稼ぎまっせ!”と
鼻息が荒い農家のことだろうか。

5年前に認定を受け、
それがこの3月で終わるというので、再認定を受けるため
再び経営改善計画書を提出することになった。
そのヒアリングというわけ。

けっこう細かな経営の数字も聞かれ、
それを一つずつ計画書に落とし込んでいく作業。
特に品目が多く、単価もまちまちで、
販売経路も多岐にわたる僕の場合、
この計画書を作り上げるのは、なかなかに骨の折れる作業だった。
付き合っていただいた、JAの営農指導員・県の普及員・市役所員さん
大変、お世話になりました。

さて、その経営改善計画を具体的に実現させるための
今後の取り組みを書く段になり、
好きなことを書いてよかったので、
自分でもあれこれと想いを込めてみた。
5年の計画書なので、平成28年には何をしているだろうかと。

経営の改善計画なので、項目は大抵
「経営の規模拡大」とか
「品質向上」とか
「販路拡大」とか
「効率化の向上」というのに収まる。
これは僕も例外じゃない。
だが、その中身について、
各関係者から、「あまり聞いたことない事ばかりです」
とのコメントだった。

「規模拡大」は、まぁ、あまり気が進まないので、ほぼ現状維持。
「品質向上」と「効率化の向上」では、
天敵防除とバンカープランツの利用を挙げた。
もっと突っ込んでいえば、ICM(総合作物管理)というわけ。
薬剤防除作業を減らせば、効率化アップになり、
天敵や物理的・行動的防除を多く取り入れることで、
環境負荷を軽減し、その意味での付加価値アップにもなる。
それが、その方に価値を感じる人たちにとって、
品質の向上となる。

「販路拡大」ではSNS(Facebookなど)を積極的に利用して、
「個」と「個」のつながり大切にしながら、
「食べる」という行為を通じた新しい出会いを
どんどん求めていきたい。
おまかせ便のように、作り手と食べる側だけでなく、
その商品を買っているみんなで
楽しい“食べる輪”が広がるような
そんな意味での販路拡大は大歓迎なのだ。

また、僕の農園で修業した研修生との連携して、
フェアトレードを行い、
うちの農園とのコラボで新しい農産品を
提案したいとも思っている。
それらの農産物を買うことが、インドネシアでの
貧困改善や有機農業普及につながるような
新しい“モノを買う”スタイルを作れたらと思う。
それが、“食べる輪”の中でシェア出来たら、
どんなに素敵なことか。

それらのプロセスすべてが、僕の経営改善計画書。

市の職員から、
「今まで100人以上にヒアリングしましたが、聞いたことのない単語ばかりなのは初めてです」
とやや面食らった感じだったが、
これで認定していただけるとありがたい。
認定のほど、よろしくお願いします。
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最近のお気に入りは、
ロメインレタス。

このレタスは歯ごたえが良く、
独特の苦味が、たまらなくお酒に合う(特にワイン)。

この時期のロメインは、
それらに加えて、甘みも少しあり、
苦味とのバランスが、
なんとも春らしくて。

収穫したてのロメインレタスを
砂肝とレンコンのバルサミコ炒めに添えてみる。

植えつけてから収穫まで、
ずいぶんと時間がかかり、
経営的にはどうかな?と思うこともあるが、
やはり、これを食べるとそんな野暮なことは
どこかに吹き飛んでしまう。

近くの酒屋で安く買ったアルゼンチンの白ワインが、
マスカットの香りの軽めのやつだったので、
それと合わせて、春を楽しんだ。

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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
(アットマークを@に置き換えて送信ください)

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