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少しずつ暑くなってきたと思ったら、
ズッキーニの花が咲いていた。

まだ夏は少し先だが、
黄色い花をみていたら、
体がこういう野菜を欲してきているのを感じる。
季節リズムと体の感覚がずれない生業。

どうやって食べようか。
そればかりに気をとられる一日だった。

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岩手の被災地に野菜の苗を送る。
商工会と県のトラックが被災地に行くと知り、
ISnetという会社とコラボで、野菜の苗を送ることにした。

仮設住宅で、
少しでも楽しみが増えればと思うとともに、
新たなコミュニティ形成に、菜園作業は
その一助になるのではないか、と考えてのこと。

できれば、僕が直接行って、
栽培や畑の準備といったことの調整等も
できればいいのだが、なかなかこの時期は難しい。

送った苗は、トマトとナス。
ナスは、福井の伝統ナスである
吉川ナスにあえてした。
かわったものを栽培し食すという
心躍るような楽しみが
被災された方々を少しでも癒してくれればと
願っている。

吉川ナスは
販売予定で200本を用意していたのだが、
このうち100本を無償提供した。
なので、吉川ナス希望者は、
早めに直接、買いに来てくださいませ。
残りかなり少ないです。
(宅配は承っておりません)


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04 26
2011

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地元のJAが新しく出荷場を建て、
その初出荷があった。
さっそく、うちの野菜も出荷する。

正直、今更、と思わないこともないが
ここがこの地域の農業の拠点の一つにしたい。
そう思っている。

ハコモノは、所詮ハコモノ。
それをどう盛り上げていくか、
それをどう利用していくか、は
僕らにかかっているのだと思う。

新たな販売と市場のチャンネルを
どんどん活かしていきたい。
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若手農業者クラブの集まり。
今年取り組むことになったSRIの勉強会。
マダガスカルに青年海外協力隊として派遣されていた
農業普及員の方にレクチャーをしてもらい
今年のSRI実践をどう行っていくかを皆で検討した。

勉強会はクラブの例会と違って、その後に交流会(飲み会)がない。
にもかかわらず、
いつもの例会よりも参加人数が多いのに驚いた。
みんなで何かやろう!という空気がそこにはあった。
それは、とても居心地のいい空気。

さて、マダガスカルの事例を基に
SRIの技術の要点を日本の稲作の中での取り組みと比較した。
1坪当たりの栽植密度を計算すると
日本でも言われている粗稙栽培と
それほど変わらないようにも見えるが、
水管理が独特。

SRIはとにかく茎数を多くとらないといけないので
慣行栽培のような中干しをしない。
かんだん灌水で、水を張りっぱなしでないため
土壌養分の分解が早く、根張りも強くなるため
葉色と茎数による生育診断もしづらい。
穂肥の量も今ひとつわからない。

それ以上に問題なのが、除草。
7-12日の乳苗を植えるので、
移植後の湛水ができないため(稲が水没する・・・)
除草剤の使用がむずかしい。
1.5葉程度の稲なので、除草剤の影響も怖いし。

除草をどうするかは、いろいろと議論になったが
答えはまだみつからないまま。
場合によっては、人力除草もありうる。

ただ、このプロジェクト。
方向としては、日本でのSRI技術の応用なので、
手作業の重労働は御免こうむりたい。
出来る限り、機械化と今ある技術の応用で
SRIのおいしいとこ取りはできないか、という、
稲作を実際にやっている農家の視点でのプロジェクトなのだ。

日本の粗稙技術と比較する試みもしようと話になった。
SRIと同じような水管理をし、
田植え機を坪37植えに設定し、粗食をする。
坪計算で行けば、栽植密度はSRIと同じにできる。
その比較を通して、
SRIの伝説と神話に隠れてしまいがちの
中身の技術に迫りたい。

若い農家たち、
彼らの熱気を強く感じた夜だった。


追記:担当の普及員様へ
余計なことかもしれないが、
担当の普及員は資料を用意しすぎる。
日本とSRIの技術の比較や
調査項目まで詳細な資料を完璧に作り上げてしまえば
僕らの入り込む余地はない。
そこは普及員が作るのではなく、
みんな稲作のプロなのだから、
みんなのアイディアを待ちたいところだろう。
そのうえで、補完的に普及員からの提案があれば
会としては、より面白くなると思う・・・よ。たぶん。


追記その2:川崎OB様へ
レクチャー、どうもありがとうございました!!
遠方からはるばると来てもらって、
しかも2時間という長い打ち合わせに付き合っていただき、
本当にありがとうございました。
マダガスカルの実際の映像を見て、
イメージもわきました。
今度、お時間のあるときには、うちのインドネシア研修生へも
レクチャー、よろしくお願いいたします。
彼らもSRIについてかなり気になっているようです。



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研修生&若手農家の勉強会。

今回は、うちのスタッフの太田君のプレゼン。
彼が選んだのはこれ。

農業と経済2009.4増刊号の中の
中塚 華奈 著 「消費者からみた有機農業」

有機認証のJASの消費者の認識を記事にしたもの。
JAS取得農家が増えず、2007年段階で
総農家戸数の1%、農産物総生産量の0.2%にとどまっている現状が
指摘されていた。
太田くんの説明によると
JAS以外の各種の独自の認証が氾濫していて
消費者に分かりにくいのが、差別化失敗につながっているとのことだった。

確かに、エコファーマー認証
福井県の特栽認証など
さまざなま認証とそのシールが
売り場に氾濫しているのは事実。

しかも、エコファーマーにいたっては
米農家もとることになり、
うちの集落のほとんどの農家(兼業農家含む)が
計画書を出しただけで、エコファーマーになってしまっている。
これでは、何に差があるのか
消費者には分かりにくい。

安心安全をアピールしたいのに
差別化は、氾濫する情報に埋もれて失敗する。
見直さないといけないのは
認証そのものや制度そのものではなく
僕らが交換し合っているその関係なのかもしれない。




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ここにアップするのが遅くなったが、
先週まで、農業とグローバリゼーションの授業をしていた。
遺伝子組換え作物や従属関係の世界市場の構造、
人類共有財産である種のパテント問題、
バイオディーゼル、そして、
ちょっと前までホットだったTPPの話などを
授業で議論していた。

遺伝子組み換えの話は、
研修生たちは、世界人口を維持するために必要と主張し
バイオディーゼルは、新しいエネルギーとして
歓迎ムードだった。

この授業では、世界人口の維持や新しい代替えエネルギーといった
一見だれも反対できないようなイデオロギーを
隠れ蓑に、世界規模で広がってくる事例を
一つ一つ隠れ蓑を引っぺがしながら、
考察しようというものである。

遺伝子組み換えの安全性の議論もさることながら、
それ以上にここでは、
はたして本当に世界の飢餓がなくなるのか?
という議論に集中した。

世界中の食糧援助が年間1000万トンであるのに対し、
日本で廃棄される食糧が年間2000万トンという事実。
結局は、お金のある連中が食糧を買いあさる構図。
他国のプランテーションで
飢餓が起きているにもかかわらず、
食糧生産よりも換金作物に力を入れる農業と産業の構図。
そして、非効率とわかりながらも
補助金を出しながら、だぶついたトウモロコシ市場を
なんとかするために、バイオディーゼルといった
新しい市場を場当たり的に作り出していく構図。
(トウモロコシの場合、石油1ℓに対して生成されるバイオディーゼルは0.8ℓ)

そんな世界の仕組みの中で
技術や制度が問題を解決するように喧伝され
正当性をもって、僕らの前に恥ずかしげもなく登場する。

社会の文脈を読み解き、
その生産構造を理解し、
そのうえで、僕らの価値に越境してくる
新しい価値について、僕らなりに判断をしたい。

最終試験は、バイオディーゼルについて。
研修生はどうしてもバイオディーゼルについてポジティブにしか
考えようとしないので、これを試験にした。

自然破壊を伴い、安い労働力に支えられている
モノカルチャーなプランテーションによるバイオディーゼルを
批判し、それに代わるあなたなりの技術を
空想しなさい、というもの。

イルファン君は、パームヤシのプランテーションは
ずいぶんとヤシ油がだぶつき余っている資料を持ち出して
「有効利用すべきです」と主張していた。
が、僕に言わせれば、それはプランテーション経営側の
策略にはまっているとしか言えない。
余っているのなら、面積減らして、元の森に戻せば?
と思ってしまうのだ。

タタン君は、ニュンプランという効率よくバイオディーゼルを
生成できる植物の話をしてくれた。
「街路樹なんかをすべてこのニュンプランにしたらどうでしょうか」
なるほどね。

僕の意見はこう。
コミュニティー毎に少しずつの面積を出しあって
このコミュニティーで少しでもエネルギーをまかなえないだろうか、
というもの。
太陽光発電パネルの集中設置でもいいし、
ニュンプランのような作物をアグロフォレストリー的に
栽培して、土地にアクセスが難しい人たちの利用も良いかもしれない。
少しずつ土地を出し合って集積すれば
大企業による大規模開発のような
住民の移動も土地の搾取も自然破壊の度合いも
ずいぶんと減る気もする。

だがしかし、一方でそれが
へっぽこコミュニストみたいな
幼稚な夢想とは自分でもわかってはいる。

この授業はまた後期に行う予定。
議論に終わりもないし、答えもないが、
考え続けることに意味があると信じて
続けるとしよう。


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白菜のとうが立ち、
それが美味しそうだったので、
ベーコンと玉ねぎと一緒に、チーズリゾットにした。

菜の花やおり菜と違って
クセがなく、保育園児の娘も喜んで食べられる味。
柔らかくて、甘みのある白菜のとう。
僕にとっては、春の大切な食材の一つ。

白菜のとうは、いつも偶然。
昨年は、白菜の植え付けが遅くなったのと
天候が不順だったので、自家用の白菜の栽培が
うまくいかなった。
でも、残念がることはない。
なぜなら、春になれば、そこから大量のとうが取れるのだから。

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白菜のとうなんて、
スーパーじゃ、絶対に並ばない。
あんなに甘くて、柔らかくて、美味しいのに。

一昨年前は、モグラに根をやられた白菜数株が
白菜としては収穫できなかったが、
春になったら、大量のとうを僕の食卓に届けてくれた。

野菜というカテゴリが
商品としてのカテゴリが
如何に曖昧で、そして如何に全体をとらえきれていないか
僕は、白菜のとうを食べるたび
思い返すのである。

食べるって、もっとダイナミックなのだ!

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僕が所属する若手農業者クラブ。
昨年までは保育園と一緒に
食農活動をしてきた。そして今年もそのはずだった。
いや、昨年までは米づくりだったので
今年は、大豆に挑戦し、
夏には枝豆、冬は味噌作り、そして節分と
園児たちと一緒に楽しもうかと思っていたのだが、
いつも一緒に活動してくれた娘が通う保育園、
今回はお断りされてしまった。
なんでも、園児に大豆のアレルギーがあるとか。

ということで、
クラブの活動は白紙状態になった。
役員や主だったメンバーでの話し合いでは、
「今年はなんもできんねー」
という意見が多く、
代わりに視察や研修会をやろうか、と話していた。

そうしたら、
この前の例会で、今年、プロジェクト発表をすることになった
ある稲作農家くんが、
「クラブのプロジェクトとして、SRI農法って取り組めんかぁ」
と意見があった。
SRI。
社会的責任投資でも、住友ゴム工業といった企業の名前でもない。
農業の分野で、SRIといえば
System of Rice Intensificationのこと。
“稲を一本植えして、独特の施肥と水管理で、米をたくさん取っちゃおうぜ!”
というのが僕の理解。
詳しくは、こちらのサイトで。

さて、その農法を
クラブのプロジェクトにしたいという彼の意向を受けて
さっそく、SRIを実践的におこなえないか、
検討することにした。
奇しくも、県の農業普及員の中に
マダガスカルに協力隊で派遣された経験の持つ方がおり
(マダガスカルはSRIの本場)
その人にレクチャーを頼んだところ
さっそく快諾を頂いた。
来週にも、勉強会開始らしい。

保育園から断られて、
今年は、みんなで何も取り組めないままなのか
と、少し残念に思っていた。
だが、こうして、他のメンバーからアイディアがでて
それでまた盛り上がりが見えてくる。
そんな時、僕は『仲間』を強く感じる。


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このまえの日曜日の勉強会。
酒井君の番だった。
彼が読んだのは、

井熊均 三輪泰史 著 『次世代農業ビジネス』:逆境をチャンスに変える新たな農業モデル

という本。
多岐にわたる内容らしく、
彼自身もプレゼンするのに四苦八苦の様子だった。

事例満載の本をすべて説明しようなんて
無理だ。
それだったら、その本を読んだ方が早い。
それよりも、その本を読んで自分が掴み取ったことを
プレゼンすればいいのだが、
なかなか難しいようだ。

本の内容は、正直よくわからなかったが
この本の事例の中で、彼は
カーボンフットプリントなどの明示で
環境価値を高め、ブランド化をはかる事例が
面白かったようである。
その流れから、食品の堆肥化による
リサイクルリンクを作り、
それを利用した農作物を再びその消費者(もしくはスーパー)へ
販売するリングについて
実践したいと話していた。

これはすでにうちでは実践しているが、
だからといって、そのことで有利に販売ができているわけじゃない。
結局なんでもそうだが、
星の数ほどある雑多な情報に埋没してしまい
どんなこだわりにせよ、その物語が、買う側にとって
少し食傷気味になっているのだ。

情報は、垂れ流しにしても意味がない。
そして、危機感をあおるように
個人やコミュニティーの文化に越境してきてもいけない。
情報のモラル。
でも、僕らは、できるだけ有利に販売もしたい。
どんな関係を作れば、
どんなチャンネルならば、
僕らは、それらを乗り越えて、
相互的に一般の買い手とつながれるのだろうか?

僕は、彼ら日本人研修生らの議論を聞きながら、
そんなことを考えていた。


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紹介が遅くなったが、
インドネシア研修プログラムの第4期生が来日。
名前はクスワント。

追々、彼について詳しく紹介するが、
今日はとりあえず簡単に。

弱冠21歳。
高校時代は成績優秀。
福井農林高校との交換留学プログラムの
候補者でもあったとか。
(成績上位者しか候補になれない。)

高校卒業後、農業普及員の臨時採用試験に合格。
第2期生のイルファンと第3期生のタタンも
この試験を受けていたのだが、
両者とも採用枠が1名という厳しい競争に負け、
クスワントが採用された。

その後、臨時採用期間中に大学にも通っていた。
(インドネシアは社会人の大学入学枠が充実している)
この研修に参加することになったので
卒業はまだだが、単位はすべて取得したとか。

臨時採用の農業普及員は、期間が3年。
昨年、その契約が切れたので、
この研修プログラムに応募してきた。

実践・経験・学業、すべてにおいて
充実している彼。
その彼と一緒に学べる僕は
とても幸せだ。


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僕が愛読している本の著者で、哲学者の内山節氏が
こんな呼びかけをしている。

東日本大震災で亡くなった人々を、みんなで供養しよう

僕はこの考えに賛同する。

以下内山氏の趣旨

----------------------------------------------

東日本大震災で亡くなった人々を、みんなで供養しよう
―亡くなられた方々の冥福を祈る日をみんなでつくりだすことを呼びかけますー
最初の呼びかけ人・内山 節
日時 2011年(平成23年)4月24日日曜日
この日にそれぞれの場所、それぞれの方法で亡くなられた方々への冥福を祈りましょう。
また12時正午にはみんなで祈りを捧げたいと思います。
方法 ご自身の信仰をおもちの方はその方法で、また他の方々はそれぞれが思いついた方法で。
被災地の方角を向いて手を合わせる、仏壇などをおもちの方はお線香を上げる、近くの
お寺、神社、教会などに集まり祈りを捧げる、ご自宅に思い思いのデザインの半旗を掲
げる、追悼の集まり、コンサートなどを開く、・・・・方法は自分がよいと思う方法で、
自分のできる方法で。国葬のような儀式にするのではなく、全国津々浦々でみんなが送
る日にしたいと思います。
東日本大震災は私たちのなかに驚き、恐怖、悲しみとともに、自分自身もまた「支え合う社会の一員で
いたい」という強い意志をも生みだしました。皆様もそれぞれの場所、それぞれの方法で、直接、間接的
な被災者への支援の活動をおこなわれていることと思います。私たちの役割はこれからも持続的な支援
活動を続けながら、被災地の復旧、復興に協力していくともに、この直接、間接的な活動をとおして社
会とは何か、社会はどうあるべきか、暮らしや労働をどう変えていったらよいのかなどを捉え直し、日
本の社会を再生させていくことだろうと思います。
その意志を示し、未来への歩みをすすめるために、みんなで東日本大震災で亡くなった方々を供養す
る日を設定することを呼びかけます。
古来から日本の社会には、災害や「戦」などの後に亡くなられたすべての方々の冥福を祈り、死者供
養をする伝統がありました。「戦」の後には敵味方を区別せず供養しました。またそのときには人間だけ
ではなく、巻き込まれて命を落としたすべての生き物たちの冥福を祈りました。さらに災害の後には、
大地が鎮まることをもみんなで祈りました。そうすることによって、悲劇に巻き込まれていった生命へ
の思いを共有し、ひとつの区切りをつけ、次の歩みに向かう入り口をつくりだしてきました。
この度の大災害で亡くなられた方々に対してはすでにご遺族の方々などの手によって、精一杯の供養
がおこなわれたことだろうと思います。しかしその一方でご家族が全員亡くなられるなどして、誰にも
送ってもらうことができないでいる人たちもおられると思います。そのような方々に対してはもちろん
のこと、すでにご遺族の方々なとによって供養された人たちに対しても、みんなで追悼、供養してあげ
ようではありませんか。そうすることによって、これからの私たちの決意をも示したいと思います。
この案内を受けられた方は、ご友人、お知り合いなどに転送し、この呼びかけを伝えてはいただけな
いでしょうか。またホームページ、さまざまなSNSなどでも呼びかけ合うとともに、供養の方法を提
案していただければ幸いです。お寺、神社、教会などにも呼びかけ、私たちはこの災害とともにこれか
ら生きていくことを確認したいと思っています。
亡くなられた方々を十分に追悼することなく、未来を語ることに私はためらいを感じます。ここから
はじめませんか。

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妻の恩師から、あるメールが来た。
僕は、この趣旨に賛同する。
さっそく、行動隊に登録をした。

以下の内容を読んで、賛同する方は、
下記の連絡先へ登録お願いいたします。


以下内容

-------------------------------------

「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」
結成へむけて
福島第一原子力発電所の現状についてはいまさら説明するまでもありません。しかし確認
しておかなければならないことは、次の事実です。
1) 暴発を防ぐためには、ホースによる散水のような一時的な処置ではなく、10 年の
単位の時間安定して作動する冷却設備を設置し、これを故障することなく保守・運
転し続けなければならない。
2) この冷却設備の建設・保守・運転は、すでに高度に放射能汚染された環境下で行わ
ざるを得ない。
3) もし、安定した冷却設備を建設・保守・運転できなければ、3000 万人もの人口を
抱える首都圏をも含めた広範な汚染が発生する可能性がある。
このような最悪のシナリオを避けるためには、どのような設備を作ることが必要か、放射
能汚染を減らすためにどうしたらよいか、などなど、数多くの技術的課題があることはも
ちろんです。この点についても日本の最高の頭脳を結集した体制ができていないことは大
きな問題です。
さらにもう一方では、最終的に汚染された環境下での設備建設・保守・運転のためには、
数千人の訓練された有能な作業者を用意することが必要です。現在のような下請け・孫請
けによる場当たり的な作業員集めで、数分間の仕事をして戻ってくるというようなことで
できる仕事ではありません。
身体の面でも生活の面でも最も放射能被曝の害が少なくて済み、しかもこれまで現場での
作業や技術の能力を蓄積してきた退役者たちが力を振り絞って、次の世代に負の遺産を残
さないために働くことができるのではないでしょうか。
まず、私たち自身がこの仕事を担当する意志のあることを表明し、長期にわたる国の体制
として退役した元技能者・技術者のボランティアによる行動隊を作ることを提案し要求し
ていきたいと思います。
当面次のことを提案します。
1. この行動隊に参加していただける方を募集します。
原則として60 歳以上、現場作業に耐える体力・経験を有すること
2. この行動隊を作ることに賛同し、応援していただける方を募集します。
これらの方々は、次ページにご記入いただきE-mail、FAX あるいは郵便でお送りくだ
さい。
なお、このプロジェクトは直接的には国会や政府に対する働きかけと、広く人々にこの行
動隊が必要であることを訴えることを活動の中心とします。状況が流動的なこともあり、
進展に応じて様々な面への活動を広げていくこともありうると考えます。
また、この提案文を多くの方に転送していただくことをお願いします。
2011 年4 月
山田恭暉
134-0083 東京都江戸川区中葛西5-11-25-707
電話&FAX 03-5659-3063 携帯電話 090-3210-9056
メール bouhatsusoshi@aj.wakwak.com
□ 福島原発暴発阻止行動隊に参加します
□ 福島原発暴発阻止行動隊に賛同し応援します
ご氏名
ご住所 〒
お電話
FAX
携帯電話
メールアドレス
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総合防除のUAS(学期末試験)。
お題は、自分が研修後に育てたい作物を決め、
それの総合防除の計画を立てること。

この試験、わかる人にはわかると思うが、
「そんな無茶なぁ」と言いたくなるような難しさ。
とにかく調べないといけない項目が多すぎて
その道の専門家でなければ、
かなり困難な作業。

試験では、当然その計画の論理性や技術の正確さもみるが
それ以上に、ただただ化学合成農薬の散布を繰り返す
慣行栽培に違和感を持ってもらうための作業でもある。

さて、3人の研修生。
ヘンドラはすでに帰国したが、
帰国前に彼はこの課題をやってもらっていた。
彼のプレゼンでは、パプリカが栽培品目になっていたが
その中で、アブラムシに特化した総合防除だったため
他の研修生から、
「実バエの防除は?」
「ハダニはどう防ぐ?」
などと突っ込まれて、たじたじになり、失格。

イルファンには、ヘンドラと同じ轍を踏むな、と
指導したのだが、
その1週間あとの彼のプレゼンでは、
ジャガイモのアブラムシ防除に偏っており、
これまた失格。

タタンは、その二人の失敗を目にしてはいたが
大豆(彼が選んだ作物)の害虫を
探し切れず、授業で教えた防除技術のみで
ごまかしたプレゼンをしたので、
僕に大目玉をくらってしまった。
当然、彼も失格。

総合防除という考え方は、インドネシアでもある。
そう新しい技術でもない。
70年代から言われており、今ではそれなりに技術も確立している。
だが、イルファンに言わせると
「高校や大学の授業で、また普及員の指導で、『総合防除』はよく耳にします。でも、僕が把握している総合防除は農薬の散布の繰り返しでした」
なのだそうだ。
彼の理解の問題なのか、
それともその業界全体の把握の問題なのか
よくわからないが、
そういう下地があって、
僕の総合防除の授業を聞いているので
どうしても理解が、偏ってしまうようである。

ネットでググってみても
インドネシアの総合防除は
有機農業と勘違いしているものが多く、
薬剤散布なんて以ての外!という論調が見受けられる。
そういえば留学時代、
別のコースで総合防除の研究をしていたインドネシア人と
総合防除と有機農業の違いで
口論(やや喧嘩ぎみ)になったのを思い出したのは余談。

明日、研修の新入生が来る。
なので、いよいよ新学期。
総合防除の授業は、全員が失格という
なんとも情けない結果になったが
次回の開講までに、
彼らの理解をしっかりとインタビューしたうえで
カリキュラムを組みなおすとしよう。
とりあえず、今期のこの授業は
これでおしまいとする。

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若いスタッフを連れて
サレポアに行く。

それは、自分たちの作っている野菜の味を
知るために。

僕らの仕事は、短いスパンで見れば
変化に乏しい。
ルーティンワークが延々と続くように見える時もある。

なので、
自分たちの作っている野菜が、
どういう味を持っていて、
どう食べると美味しいのか、という
瑞々しい感覚は、
日々の農作業の中、維持することは難しい。

だから、
たまには、こうして
知り合いのシェフのお店に
食べに行く必要があるのだ。
自分たちの作っている野菜の味を知るために。

今回は、シェフに無理を言って
こちらからお題を出させてもらった。
それは「根セロリ」の料理を食べさせてください
というもの。


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ルッコラと根セロリと生ハムの
ミルフィーユ。
これは最高だった。

春はルッコラも美味しい。
デザートと料理の間のような
そんな感じの料理。
とても春を感じる料理。

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この時期の根セロリは、
大きさは十分なのだが
甘みが少ないね、とシェフ。
少し砂糖を入れて、甘みを付けたとか。
この料理も、肉とパンの間に
根セロリのペーストがはさんであり
最高の一品だった。
ワインがすすむ、すすむ。

若いスタッフを見ていると、
普段の、日常の、農作業の中で
瑞々しい感動を維持しながら
生産にはあたれていない。
指示されたことをこなしてはいるが
その扱っている野菜が、
どう食べられるものなのか、
どういう味なのかを
考えながらやっているようには見えない。

でも、僕に言わせればそれが一番大事なのだ。
こうした食事会で、それが少しでも身につけばいいのだが。

追伸:
サレポアの八木シェフ、
とても素敵な時間をありがとうございました。
こちらかぶしつけな注文を
笑顔で受けていただき、
本当にありがとうございました。
また、お願いしますね。


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金時草のハウスには、今、
アブラムシが大発生している。

なかなか防除しずらい害虫で
手こずっているのだが、
天敵も徐々に増えてきた。

天敵と薬剤散布のコンビネーションで
(薬剤は天敵に効果のないものを選ぶのがコツ)
どうにか、こうにか、
アブラムシを抑え込むことに
成功しつつある。

写真は、アブラムシに寄生するアブラバチ。
アブラバチが、まさに今、
寄生したアブラムシから飛び立とうとしている瞬間を
運良くとらえることができた。

なんだかエイリアンの一幕に似ているなぁ・・・。

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日曜日は、田谷ゼミの日。
各自持ち回りで、本や記事を読んでプレゼンし
ディスカッションするのが目的。

今日は、僕の番。

読んだ本は、これ。
松永和紀 著 『食の安全と環境』:「気分のエコ」にはだまされない。

生産者や消費者がもつ「環境にやさしい」のイメージを徹底解剖。
「地産地消」「有機農業」などが、環境破壊につながっていたり、
「遺伝子組換え」「化成肥料」などが、間違ったイメージで捉えられていることなど
を科学的に指摘している本。

著者は、CO2排出量によって環境への負荷を計算していて
地産地消や有機農業が、その面において必ずしも環境に配慮した形ではない
と指摘している。

遺伝子組み換えに至っては、表土流亡を防ぐために
不耕起栽培を可能にしてくれる技術として評価し
環境にも良いと彼女自身は評価している。

さて、これを読んで、
僕はまず少々気分が悪くなった。
科学的視点で、数字をもってきっちりと説明してくれるその姿には
心地よさも感じたが、それと同時に
科学的な議論は別として、
強固な論理が、僕らが日々の自然との交換の中で
感じている感情や情念といった主観を
非常に脅かされた気分だった。

地産地消はCO2排出量が増えて、
それが環境によくないとする著者は、論理的には正しいのだろう。
だが、僕らが食べる側の人々と新たな交換形態として
存在している地産地消(直売所など)は
大規模流通では抜け落ちてしまいがちな何かを
しっかりと交換できる気がしていた。
それは嘘でも空虚でもマガイモノでもなく、
事実、僕らは日々そういうものを感じながら
交換できる場として、地産地消をとらえている。

確かに、ハーディンの共有地の悲劇のように
個人のベネフィットが向上するように行動した場合
(それが経済的なものじゃなくても、社会的に認められたものでも)
共有地の悲劇が起こりうるのは、よくわかる。
この場合、地産地消の環境負荷は
そういうことを指しているのだろう。
だが、同時に、僕らの主観が感じている感覚は、
その中で、いったいどう判断されるのであろうか。
やはりそれは、共有地の悲劇として
ネガティブにしか、評価されないのだろうか。

「Think Global Act Local」は大切だ。
だから、僕らはグローバルに見て、それがどうなのかを
判断しなきゃいけないのだが、それがスタンダードとなって
僕らの個人や文化や社会に越境してくるのも許せない。

僕は松永和紀さんに問いたい。
科学的な客観と情念に富んだ僕らの主観は
どう着地点を見出せばいいのですか?と。


関連記事
毎月提出してもらっている月間レポート。
それは、インドネシアの農業研修生の話。

これまでは、その月にやったことや勉強したことを
まとめて書いてもらったり、
疑問や質問など、また研修に対する要望などを
書いてもらうものだったのだが、
慣れてくると、研修生たちは
毎月のレポートをコピー&ペースト(コピペ)して
同じようなものを毎月出すようになっていた。

そんなのチェックして注意すればいいじゃないか、
と言われるかもしれないが(全くその通りなのだけど)、
忙しさに追われて、
僕のチェック機能も働かなかったのも
やや情けない話。

で、月間レポートは形骸化し、
特にとても大切だと思っていた研修後の目標や夢は
ほぼ毎月同じものをコピペ。
こんな忙しい思いをしてやっている研修事業が
惰性で進むなんて、ゆるせない!
ということで、
3月のレポートから形式を変えた。
のは、以前も書いたか???

今回はその形式を変えたうちの一項目について
オモシロイことがあったので、記録しておこうと思う。

インドネシアの子たちは、
あまり新しいことにチャレンジしない。
農業の事になると、とても貪欲で
色々と勉強するし、授業でも実習でも集中力はずば抜けている。
でも、日常生活になると
ほとんど新しいことにチャレンジしない。
実は、それが僕の悩みの種だった。

同じスーパーで、同じものばかりの買い物。
観光地もあるのに、遊びにもいかない。
日本語で会話できるのに、バスや電車にもほとんど乗らない。
初めはお金がもったいないのかな、と思っていたけど
どうも違う。
チャレンジしようという気持ちが
萎えているというか、
そういう必要性を感じていないというか。
とにかく、そんな停滞感が彼らの日常生活にあった。

農業研修なので、農業の勉強だけを
していればいいじゃないか、と思われるかもしれないが
そんなことはない。
異国の地で学ぶことは、その生活すべてが教科書であり先生なのだ。
異国の食べるものや風景・社会から学ぶことの方が
よっぽど後から役に立ってくるものなのだ。
だから、どうしても彼らに
瑞々しいわくわく感を持って、この異国での研修を
過ごしてほしいと思っていた。

そこで思いついたのが月間レポートの「ある項目」。
ちょっと遊びで、付け加えた「ある項目」。
平凡な普通な日常が、普通でなくなる魔法の「ある項目」。
それは、「毎月新しいことに3つチャレンジして、それを報告しない」
というもの。

3月の報告書から始めたのだが、
さっそく面白いことが書かれていた。
イルファンが書いてきた中で面白かったのは
「魚のカレイを食べました」だった。
彼は、すでに2年もここに住んでいるのだから、
地ガレイなんてすでに食べているものだと思っていたら、
彼曰く
「見た目が怖いので、今まで避けていました」
とのこと。
でも、3つの新しいチャレンジを何にするか頭を悩まし、
その末に思い付いたのが、今まで避けていた
あの見た目の怖い魚を食べることだったとか。
「食べてみたら、カレイはとてもおいしいですね。いつもスーパーにあるし、これから安い時は、買って食べたい」
と話してくれた。

一方、タタンは、
「ノンアルコールビールを試しました」
と書いてきた。
僕らは、たまにスタッフが集まって飲み会をする。
もちろん、インドネシアの子も一緒の時もある。
彼らはイスラムで、お酒は飲まないのだが、
僕ら日本人が嬉しそうにビールを飲むのを見て、
すごく旨いものなのだろうと、タタンは思ったそうだ。
「甘くてコーラみたいに美味しいのかと思っていました。スーパーにノンアルコールビールがあったので、これなら飲めると思って、買って飲みましたが、苦いばかりで、どうしてみんな嬉しそうに飲んでいるのか解りません」
と答えてくれた。

3年の異国の地での研修。
慣れれば、日常は普通に流れていく。
ルーティンな毎日に埋没してしまえば
3年なんてあっという間に過ぎていく。
そして、振り返ってみれば、
自分が何を経験したのか、
それのカケラを見つけるのは難しくなってくる。

これからどうなるかはわからないが、
少なくとも3月の報告書の中では
「ある項目」は、彼らの普通の日常に
ちょっとした変化を生み出してくれたようだ。
そして、それは僕の日常も、である。
来月も楽しみだ。



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研修第一期生のヘンドラが今日帰国した。
受け入れを始めて、3年。
はっきり言って、短かった。
教えようと思っていたことの、半分も教えられなかった。
ここ数か月は、少々焦りながらも
出来るだけ詰め込もうと頑張ったのだが、
それでもやりきった感はない。
彼はどう思っているのだろうか?

帰国する前に、彼としっかり向き合って聞き取りを行った。
フィールド調査の時のように。

そのやり取りの中から、
彼がここで感銘を受けたこと、
そしてこれからやろうと思う事が、少しずつ見えてきた。

彼は、聞き取りの開口一番、
「毎日出荷できる生産体制を作りたいです」と言った。
インドネシアの農民は、一つの栽培に集中してしまって
次の収穫までにずいぶんと間が空いてしまうのが欠点だ
と、ヘンドラは考えている。
それに比べて、僕の農園では、毎日収穫しつつも
毎日種まきをし、常に出荷できるようなサイクルを作っている。
ヘンドラはそれに感銘を受けたらしい。

「カンクン(空芯菜)やキュウリを植え付けして、サイクルをずらしながら毎日出荷できる体制を作りたいです。市場は近くの小さな市場で良いので、とにかく毎日出荷したいです」
と答えてくれた。
一時にたくさん収穫するよりも、
毎日毎日、少なくてもいいので出荷して収入を得る。
単純なことだが、なかなか難しいそのサイクルを
自分の生産に取り込みたいと意欲を示してくれた。

それと同時に、インドネシアらしい
一攫千金的な栽培も忘れてはいない。
彼は、トウガラシ栽培をやりたいとも言っていた。
トウガラシ栽培は、研修に来る前から父と一緒にやっており、
中間商人(買取人)との関係もあるらしい。
収穫は一時に集中するので、価格が高ければ大当たりだが
低ければ原価割れもありうる作物。
それでも大量に販売が可能で
グループを作るか、大規模で栽培すれば、
それなりにまとまった量が収穫できるので
ジャカルタやバンドゥンなどの
大きな市場でも勝負ができる。
小さくとも毎日収穫し収入を得る経営をしつつ、
一攫千金を目指した大規模な栽培も夢見ている。
実は、すでに一部土地を購入済みらしい。
初めは30aでやる、と言っていた。

そして、聞き取りの中で取り留めもない話が
だんだんとまとまり、最後に出てきたのが
有機肥料である。
彼は、有機肥料の有効性を研修3年生の課題として行った。
その経験を活かして、帰国後は有機肥料の生産もしたいと言っていた。
その有機肥料は当然自分でも使うが、
沢山作って販売もしたいと考えている。

ヘンドラの父が、彼の研修で貯めたお金を当てにして
食肉用の養鶏をやりたいと言い出しているらしい。
彼はまだ父の事業にお金を出すかどうか迷っているようだが、
父はやる気満々だとか。
研修で得たお金は出来る限り彼の事業に使ってもらいたいのだが
そんなところまでは、僕はなかなか踏み込んで指導できない。
外国人長期海外研修制度をただただ批判する輩が、
その指導を強制貯金だとか、お金の使い道を制限している、とか
いろんなところで騒ぎ立てているようで、
そのことも、資金の使い道を指導することに
二の足を踏ませている原因でもあるのは余談。

さて、ヘンドラ。
父の養鶏事業にお金を出すのであれば、
そこでとれる鶏糞を使って、有機肥料をたくさん作って
それを販売したいと考えているようだった。

インタビューでは、ヘンドラは上記のように
まとめて話してくれたわけじゃなかった。
やりたいことを聞いていくと、当然だが、話が飛び飛びになり
物語にはなっていない。
だが、インタビューのプロセスを丁寧に行ったところ
僕とヘンドラは下記のようなまとまった話として
彼のやりたいことが見えてきた。

①毎日出荷できる生産体制をつくる。
作目はカンクン(空芯菜)とキュウリ。
近くの市場向け。小規模でもいい。

②グループ化、もしくは大規模化も考えている。
作目はトウガラシ。
市場は、大都市狙い。

③有機肥料の販売
父の養鶏事業で出た鶏糞で
良質の有機肥料を作って販売する。
有機農業をする農家のグループ化も視野に入れている。

というのが、彼の計画。

僕は、教えきれなかったことを後悔する間は無いようだ。
これからの彼を、どう支援していくか、
それに向けて行動しなければ。
なぜなら、彼はもう走り出しているから。


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そういえば、これも記録しておこう。
毎週日曜日にお昼に、有志で勉強会をしている。
以前も書いた、田谷ゼミ。

今回は、4月から独立をした林君の番。
彼は、独立してもこの勉強会だけは出続けてくれるらしい。

彼がプレゼンしてくれた本は

山下一仁 著 「企業の知恵で農業革新に挑む!」。

タイトルの印象と違って、
内容は企業の農業参入を阻むJAと農政という話だそうだ。
山下氏の本は、これ以外に僕は2冊読んだが、
どれも農政批判と農協批判に集中していて
なにかを一歩踏み出そうという意識の薄い本という印象だった。
今回は、タイトルを見て、
ずいぶんポジティブな考え方になったんだなぁ~と
期待していたのだが、やはり山下氏は同じ路線で
本を書き続けているようである。

林君は、これを読み、
本の内容とは違うところで啓発を受けたらしく、
企業のような販売力はないものの、企業ではできないような
小規模の販売先や体験農園といった
きめの細やかさで勝負していきたいと話していた。

なるほどね。


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4月。
何か新しいことを始めたくなる、そんな季節。

大震災のことを思えば、
気分が落ち込んでいくが、
こんな時こそ、停滞しないことが大事。

そんな気持ちと
とてもいい陽気にも後押しされ、
みんなでブログを書くことにした。


農園たやスタッフの奮闘記

スタッフがそれぞれ思ったことを
つらつら書こうと思っている。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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