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そういえば
今年来た子たちを紹介していなかった。

年々優秀な子たちが来るが
今年も素晴らしい子たちが来た。
シティは、昨年高校卒業したばかりで
農園では初の女性実習生。
立崎がインドネシアに協力隊として赴任中、
タンジュンサリ農業高校に在籍していて
立崎の直接の教え子でもある。
経歴も立派で
中学校から成績トップで
地域の若手リーダーの一人として行政からも表彰されている。
高校では生徒会長を務めている。

女性の受け入れは
立崎たってのお願いだった。
僕が女の子の相談に乗れないということと
寮が確保できないということで
女性受け入れをしてこれなかったのだが
以前からタンジュンサリ農業高校からは
男女平等の採用してほしいと
希望が出ていた。
そこへタンジュンサリ高校で教員をしてた立崎が
「女の子でも能力的に問題ありません」と進言があり
さらにかつての教え子と
住居を共にして世話をするというので
その熱意に押され
女性を受け入れることとなった。

さて、そのシティさん。
高校を出たばかりで
正直これといった将来のビジョンは具体的ではない。
もともと大学進学を目指していて
実際、地元の国立大学にも合格していた彼女は
それを蹴って日本に来たのだが
これがしたいという希望よりも
農園たやに来た方が、自分の能力や
将来が膨らむと漠然とした期待感で
やってきた。

なので、来日して8カ月ほどになるが
将来の夢はころころと変わっている。
日本料理屋をやりたいと言ってたが、
それは最初だけで今では
八百屋経営と写真プリント事業の
ビジネスプランを考えている。
これはまた別のエントリーで紹介しよう。

で、今月のレポートでは、また一つ将来の夢が増えていた。
それは大学進学。
しかも、日本の大学への留学だった。
どうも立崎あたりがそんな話を焚きつけているようで
日本でビジネスの勉強をしたいと
今月のレポートのプレゼンで話してくれた。

こういう子が出てくるのは楽しい。
ただの出稼ぎ意識ではなく
自分の可能性がのびるんだという希望。
僕の協力隊参加にも、そんな希望があった。
技能実習制度は、
その運用のうんぬんをわきに
そこにくる子たちの意識はずいぶんと
変わってきている気がする。

問われているのは
僕ら側だと思う。
どこまで受け止めていけるか、と。

とりあえず
シティには、留学にかかる費用や
入学の条件等々を調べるように指示した。
それと何を勉強したいのか、も。
夢は具体的にしていかないとね。



田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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