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金時草を定植。
昨年植えた金時草は、この1年、枯れずに、
今でも十分収穫できるのだが、
木を更新するために、新たに定植。
昨年の4倍を植える。

福井ではまだまだ認知されておらず、
市場もあまり無いのだが、
もっと食べてほしい野菜でもあり、増やすことにした。

独特の風味とぬめりがあって
野菜嫌いの我が娘も喜んで食べる金時草。
スープにすると、ほんのりとだが、うすピンクの色が出る。
炒めても美味いし、お浸しにしても美味い。
天ぷらでもいける(らしい)。
知り合いのレストランでは、お肉の付け合わせで出すとか。
肉との相性がいい、と教えてくれた。

この野菜と出会ったのは、
数年前に国際開発学会で訪れた沖縄。
そこでは、ハンダマと呼ばれていた。
知人に連れられて行ったお洒落なカフェで食べたランチに
千切りになったハンダマ(金時草)の葉のサラダがあった。
この時、はじめて口にしたのだが、
美味しさよりも、その色合いに魅かれた。
葉の表が濃い緑。裏が濃い赤紫。
そのコントラストが美しくて、
食べるのがとても楽しくなるような野菜だった。

帰ってからいろいろと調べてみると、
栽培法によっては、ここ福井でも春に採れることも不可能じゃないと解った。
春は意外に地元の野菜が無い。
その時期にとれて、
モロヘイヤやツルムラサキなどの夏野菜よりも先取りで
夏を感じることのできる野菜で、
サラダにもできる見た目の美しい、食べるのが楽しくなる野菜。
僕はこの野菜の虜になった。

最近、業者との話の中から栽培を始める品目が減り
自分が惚れた品目を作ることが多くなってきた。
そういう野菜は、売るのが大層困難で、
ほとんど相手にしてもらえないことも多いのだが、
金時草もその例外ではない。
ほそぼそとだが、買い手もついてなんとか販売しているが
右肩上がりでのびては行かない。
だのに、昨年の4倍を定植。
自分でもどうかしていると思うのだが、
これは美味いと惚れてしまっているのだから
しょうがない。

まぁ、正気じゃないってことか。
そういうのも僕の農のカタチ。
そういうのがあることが、また楽しかったりもする。


田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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