娘ネタ。
最近、娘はお笑いにはまっている。
というか、小学校3年の時に
圓楽の切り抜きをランドセルに
忍ばせていたのだから
もともとお笑いは大好きか。

先日、福井に吉本新喜劇が来た。
それを娘と妻は見に行ったのだが、
その時に
辻本のグッツをあれこれと買ってもらったらしい。
嬉しそうにそれを僕に見せる娘。
どれくらい好きなのか、疑問が沸き
ちょっと質問。
娘は嵐も大好き。なので
嵐のメンバーと辻本を比較してみた。
それがブログの題名。
辻本は松潤以上だが
二ノには劣るらしい。
ちなみに桜井翔と同等くらい、だってさ。


娘が小学校の宿題に
コメントが欲しいとノートを持ってきた。
この後期(娘の学校は二学期制)に
頑張ったことなどが書かれてきたが
冒頭に将来の夢が書かれていた。
そこには
インドネシアに青年海外協力隊で行って、文化とか勉強したい
と書かれていた。

この環境で育てば
自然にそうなるのだろうか。
この時期に思った将来は
かなり自分のこれから歩む道に影響したりする。
少なくとも自分はそうだった。

まだまだ紆余曲折あるだろうけど
青年海外協力隊に行きたいと
外に目を向けるその姿勢が
僕はとにかくうれしかった。

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妻が海外出張中は
娘とボードゲームやカードゲームを
新たに買い足して遊ぶのが
もう定番となった。

娘の要望と
妻が
「友達から仲間外れにされる」
という心配に負けて
ゲーム機が昨年から
娘の手元にやってきている。
だけど、やっぱりゲームは
盤ゲームやカードゲームが
一番だ。
どこかの誰かがプログラムして
その枠から出られない
決められたレール探し、か、
人間の反射だけを高めるだけの
ゲーム機なんてつまんない。
という僕も
大学から20代の前半までは
その決められたレール探しに
没頭した時期もあったのだが。

もともと
高校時代や大学入りたての頃は
カードゲームやテーブルトークRPGという
ゲームスタイルにずいぶんとのめりこんだ。
モノポリーやホテル王などの盤ゲームも
このころにさんざんやった。
夜な夜な4~5人の男子が集まって
一晩中ちょっと変わったゲームをする。
いわゆる「オタク」だった。

もちろんどのゲームもルールがあり
決められたレールのようなものがあるが
人が集まって
その場のやり取りで
ゲームの内容はいくらでも変わっていく。
そのライブ感と
ルールが進化していく様や
本筋が決まっているようで決まっていない
そのスタイルがたまらなく好きだった。
テーブルトークRPGなんて
ゲームマスターでも
最終のエンディングが
どうなるかなんてわからない。
その場にいるみんなで作っていく
物語を構築していくそのプロセスが
楽しかった。

だから
娘にも
そういうダイナミズムを味わってもらいたい。
単純なカードゲームだけど
勝負所を見抜き
相手の所作でカードを切る。
その場の会話も重要だ。
相手をじりじりと追い詰める
カードの出し方もある。

さぁ、今夜も
宿題をさっさと片付けて
カードゲームしようぜ!


やばたんピーナッツ。
娘が急に、
「○○ちゃんはよくこんな言葉を使うよ」
って話してくれた。
というのだから
たぶん娘も使ってるんだろう。
しらべてみると今どきの言葉らしく
「すっげーやばい」ときに
つかったりするらしい。

最初聞いた時は、
よく聞き取れなかった。
娘も「どんな意味か知ってる?」というので
聞き取れた範囲で考えたが、
どう考えてもラーメン屋の注文を通すときに使う
業界隠語としか聞こえない。
『山盛り・バターラーメン・単品を二つ。』
って意味じゃないか???
と本気で思うくらい
彼女たちとの文化に格差が生まれていた。
最近ジェネレーションギャップや
立場のギャップを感じることが多い。
そういう歳なんだろうか。
なんだかつまらん。



今年の漢字は「安」だった。
安倍首相や安保法案、
パリのテロなど、
それらに僕らの安全が脅かされ、
不安な1年だったことを
象徴しているのだろう。

この漢字一字を見て
娘が、我が家の漢字一字も考えよう、と
言い出した。
大きくなると別の意味で面白いこと言うね。

娘の一字は「喜」。
いろんなことで喜んだ1年だったそうだ。
彼女のクラスはやや荒れ模様だが
毎日楽しいと感じていられるのなら
それはそれで良かった。
楽しくない日もあるだろうけど、
最後に「喜」という字が出てくるのなら
とても良い一年だったね。

妻には、僕が一字考えた。
彼女の一年は「感」だね。
今年、初めて彼女が学生を農園に連れてきて
ゼミ合宿を行った。
妻の巧みなファシリテートに
学生たちが「感」化されて思考を深めていく
そのプロセスに、僕は「感」心した。
そして今年、妻の共著
実践と「感」情が出版された。
いろんなことを感じて
それを発信し、
周りを感化させていく。
彼女の一年はそんな風に見えた。
だから「感」。

僕の一字は、妻が考えた。
「受」だそうだ。
いろんな役を引き「受」けて、
新卒の子を含めて、いろんな人を「受」け入れて、
健康診断に引っかかったり、ぎっくり腰などの
「受」難もあった1年。

来年は、どんな漢字なんだろうね。
もう少し良い漢字にしたいな。




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ハロウィンなんだって、今日は。
娘は友達と一緒に仮装して遊ぶんだとさ。
最近はハロウィンやるんだね~。
それをさ、宗教的にどうだとかいう人もいるけど、
イベントとして受け入れているのって
それでいいんじゃないのって思う。
だって、イスラム最大の国インドネシアでも
愛の聖なる日であるバレンタインディは
若者の間で贈り物をしたり
告白の日になっていたりと
盛り上がっているからね。

とやかく言わず
こういう現象とそれを喜ぶ人たちの
その現実を楽しもうと思う。
で、イベント好きの妻がいないので
ちょっと盛り上がりにかけるけど
これに合わせて、
農園のバターナッツかぼちゃのデザートでも作ろうか。
どうせならマルチカルチャー的に。
ということで、
バターナッツでKolakを作ってみた。
Kolakの作り方は、こちらのリンクをどうぞ
このかぼちゃは茹でたりしても
あんまり甘みが感じられず、なんだかウリみたいな味。
やっぱり、こういうのって
ホクホク系の栗味の南京の方がよく合うのかなぁ。
てんぷらやソテーならバターナッツかぼちゃが
結構うまいんだけどねぇ。
でも甘すぎるよりも
これくらいあっさりしていた方が
ま、僕らは好きだけどね。
と強がりも言いつつ、
今回のは
記憶とイメージとマルチカルチャーをイメージした
自分の感覚と、実際の味とで
新しい食べごととして経験に加わったのでした。


久しぶりに更新するか。
ここのところ忙しすぎて、
少しエネルギーを他に取られてしまっていて
ブログを更新する気が起きなかった。
こういうのも珍しいね。

シルバーウィークは
農園を二日間休園日にして
それぞれ骨休めにした。
秋の豪雨で、とにかく野菜が高騰し、
農園は大忙しだった。
普段なら高値安定で販売している農園の野菜は
そんなに売れないのだが、
相対的に安くなったせいで
ずいぶんと出荷量が増えた。
納品へのプレッシャーも大きく
スタッフも含めてずいぶんと消耗した
9月だったように思う。

で、その中休みとして
二日間の骨休み。
さてどこへいこうか。

今回は、愛知方面に遊びに行った。
それに合わせて知り合いや
これから先の活動を考えていく上で
会っておきたい人もいたので
この方向はすぐに決まった。
そしてお気に入りのリトルワールドへも
行くことにした。
今年3回目だね~♪

前回はヨーロッパと南米エリアに心残りがあったので
今回はそこを重点的に攻めよう!と決めていた。
ただバスで向かったのだが、
まさかの高速が渋滞で
到着時間が1時間以上遅れてしまった。
帰りは電車を予定していたため
遊ぶ時間がそのまま1時間以上減ってしまったことで
入園時の機嫌は最悪だった。
嫌なムードでのスタートだったが
それはすぐに上機嫌へと変わった。
青い空と異国のムード、そして食と酒。
これが揃っているここは、
世界最強のテーマパーク「リトルワールド」なのだから。

まずはペルーの大農場主の家へ。
ここでは前回飲めなかったペルーのビールと
メキシコのビールをまずは軽く飲み干した。
もうこの2本で渋滞での期限の悪さはどこかへ
飛んで行ってしまい、
テンションも一気にマックスへ。
入園が1時間遅れたので
ここでゆっくりしていられない。
そのままインドネシア館を飛ばし、
一気にドイツ・フランス・イタリアの
ヨーロッパエリアへ。
ここは、やはりメジャーなためか
とても人も多くて人気のスポットだった。

ここでは、あのビール大国ベルギーの
ビールフェアを開催していたのだった!
7種類の生ビールのサーバーが並び、
それぞれ個性豊かな味わいを楽しめるようになっている。
あああ、なんて素晴らしい企画。
愛知の知り合いにリトルワールドの話をすると、
「小学校の遠足で行ったよ。子供のテーマパークだね」
なんて反応が返ってくることがあるけど、
まさか!これは大人の遊び場だよ!
世界屋台村じゃないか!
しかも今回は世界各国のBBQが楽しめるとあって
各国ブースではそれぞれの串焼きが楽しめるのだ。
世界中のビールに世界中の串焼き!
これのどこが子供のテーマパークなんだ???
さて僕は、
チリで買った串焼きを肴に
さっそくベルギー制覇に乗り出した。

7種類全部飲むのは可能かもしれないが
それだと帰りの電車でホームから
転落してしまうのは確実になるので、
ここは厳選して3種類に決めた。

その中でも抜群にうまかったのが
グーテン・カロルス・クラシカル。
神聖ローマ帝国のカール5世が愛した
伝説のビールで、
その名前に負けない
いやその名の通りの味で
僕は一気に中世ヨーロッパへと連れて行かれた。
甘味のある黒ビールだが
コクと香りがハンパない。
あああ、こんなビールに出会えるなんて。
まだまだ知らないことばかりだ。

あまりのベルギービールの美味しさに
今回もドイツビールを飲み忘れて、
それに気が付いたのは
帰りの電車の中だったことは余談。

ほろ酔い気分でベルギーを離れ、
やってきたのはアルザス。
アルザスの7種類のブドウが揃うのは
かなり珍しい。
ここのワインは、アルザスに限って言えば
日本でも珍しいのではないだろうか。
今回は、リトルワールド限定のワインがあったので
それを試飲する。
すっきりとした白で
アルザスらしいドイツの雰囲気を持つ
フランスワインだった。
その白ののど越しに、
青く抜けそうな空に吸い込まれるような
そんなワイン。
きっとアルザスの空も高く青いに違いない。

気が付けば、
アルベロベッロの佇まいがあるイタリアエリア。
ここではスパークリングワインと
イタリアのビールを飲んだのだが
もはやどんな味だったか覚えていない。
とにかく飲んだ。
それだけだ。
で、ここでタイムアップ。
急いで出口に向かい、
タクシーで犬山駅へ。
タクシーの運転手が
昔一緒に仕事をしたことのある方の元同僚で
福井にも長くいた方だった。
前回も運転手の息子さんが福井の大学に入ったという
ご縁もあったので、
どうも犬山付近の運転手さんとはご縁があるようだ。

帰りの電車の中で
〆の名古屋地ビールを飲む。
赤みそはビールに合わないね。
今まで飲んだビールの味をすべて消し去るような
破壊力だけは認めるけど、
これを〆には選んではいけないな。

こうして楽しい大人のテーマパーク
リトルワールドの旅は終わった。
半年に3回も行くことになるのなら
年パス買えばよかったなぁ・・・。




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インドネシアの伝統的な服として
サルンという巻きスカートがある。
男性も女性もよく使う服で、
イスラムのお祈りのときや
水浴びの時によく使用する。

僕がかつて協力隊隊員として
滞在していた村では
普段着としても使用されており
自分もよくこれを着ていた。

ただ、留学で
比較的町だったボゴールに住んでいた時は
これを普段着に来ようとしたら
ホームステイしていたホストファミリーから
「田舎者みたい」
と言われ、
それからこのサルンを
着用しなくなっていた。

さて、この夏。
尋常じゃないくらい暑い。
こういう暑い日は、
少しでも涼しくしたい。
ということで10年ぶりくらいに髭も剃った。
それでもまだまだ暑いので、
15年ぶりくらいに
サルンをはくことにした。
やはり股あたりがすーすーして
涼しいね。

だが、この姿を見て娘が
「おかまだ!」
と言う。
スカート姿は女性だという固定観念からだろう。
でもね。
世界中の文化の中では、
これが男女を分けるものでもない文化もあるんだよ。
君の固定観念で、世界は出来ていない。
それに気が付いてほしいね。

なんてやり取りをしながら
今年は涼しいサルンを
ご機嫌ではいている。





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そろそろ今年もズッキーニの
収穫が終わりを迎える。

それを察してか妻が
ズッキーニのケークサレを作ってくれた。
フェンネルとは違って
これはこれで美味しい!
ケークサレはズッキーニの方が
ポピュラーなんだってね。

「フランスのお好み焼きね」
とケークサレを表現する妻。
たくさん採れてしょうがない野菜を
どう食べようかってことで
生まれてきた料理法かもね。

旬を食べまわすのは本当に楽しいな。



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お気に入りの観光地がある。
それは犬山にある
リトルワールド。

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野菜の苗の販売をしなくなったので、
ゴールデンウィークは
そんなに忙しくなくなった。
で、そんなに忙しくないのなら
農園を連休で休園日にして、
家族で出かけることに。
人生初めての
ゴールデンウィークの旅行の行先は、
もちろん、お気に入りの
リトルワールドさ。

何がそんなにおもしろいのかって?
そりゃぁ、世界の文化を
丸ごと体験できちゃうってことでしょう!
ということで、近くの宿に車を預けて、
完全に世界の文化を丸ごと飲んじゃおうツアー開始♪

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まずは山形。
米沢牛の串焼きを頬張りつつ、
月山の地ビールを胃に流し込む。
天気快晴。
外気はすでに28度オーバー。
ビール指数はもう100%さ!
山形バンザイ!

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サワディーカ!って言いながら
二本目は、タイのシンハービアー。
僕が東南アジアのビールの中で一番のお気に入り。
これをタイの北部のテラス近くで
スペアリブの揚げ物と一緒に流し込む。
あああ、幸せ~♪
えっ?ビール飲んじゃダメって医者が言っていた?
ああ、それはこんな天気と場所には適用されません。

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インドのビールも飲んだのだけど
それはちょっと酔いが回りすぎて
写真を忘れてしまいました(-_-;)。
でもでも気を取り直して、
アフリカ館でケニアのビールに舌鼓を打つ。
3種の串盛りは、
ワニ・ダチョウ・ラクダの肉さ!
人類の母なる大地アフリカの
懐の深さにひとしきり感心した。

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ずいぶん調子が良くなってきて、
ヨーロッパエリアに突入。
アルザスのワインを軽く飲み干して歩いていると、
オージーワインフェアなんて、
とても素敵な垂れ幕を発見!
さっそく白ワインを注文!
ニューワールドなんていうけど
病気や寄生虫にやられてしまう以前の
140年のワインの木があるのが
オーストラリア。
古くて新しいそのワインは、
もう芸術品だね。
この晴天にそのまま体ごと
吸い込まれていきそうになるくらい
美味かった!
って、酔っぱらいすぎているからか?

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ワインも良いけど、
今日はやっぱりビールだね。
どんどん気温が上がるから、いくらでも入る。
アルザスのレモン味のビール。
軽い感じが水みたいで
ぜんぜん酔わない。
と思っているのは僕だけで
娘曰く、「ただの酔っ払い」だってさ。
いいもん!気にしないもん!

ただ、このあたりで閉館時間間近。
ってことで焦って残りの展示品を
駆け足で巡る。
あああ、トルコのビールも
イタリアのビールも
ペルーのビール
インドネシアのビンタンビール
チンタオもオリオンも飲んでない!
ドイツのビールなんて
その売り場だけで10種類近くあったぞ!
それ一つも飲んでない!!
だけどタイムオーバー。
世界の文化を飲み干すのは
なかなか一筋縄ではいかないようだ。

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仕方ないので、宿に戻って
犬山の地ビールでご機嫌直し。
リトルワールドは、
世界の文化を見て感じて
そして飲み干す。
そんな世界最強の観光地だった。
次回こそ、すべてを飲み干してやるぞ!



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この時期、野菜ってあまりないんだよね。
冬から夏への切り替わりの野菜で、
あああ!それそれ!って
思いつくものがあるだろうか?

山菜や折り菜、タケノコが旬だけど
そのどれも春の芽吹きだけど、
栽培する野菜としては
あまりありがたくない現象だったりする。
葉菜類だと花蕾が出てくるのだから
その葉菜類自体は
市場価値が低下することを意味している。

で、あれこれ何か無いかと
探していたら
友人から「葉にんにく」なる野菜を
教えてもらった。
それはもう5年以上前のことだけど、
教えてもらった時に
まだ塊茎が膨らんでいないニンニクを
引っこ抜いてその茎・葉を食してみた。

感想は「固い」の一言。
それから試行錯誤して
若いうちに取ったり、品種を変えてみたりして
なんとか柔らかくて食べやすい葉にんにくを
今年から出荷している。

で、これを食べてくれる人たちと直接つながっている
農園の販売チャンネル
「おまかせ便」に入れてみたところ、
意外な反応が続いている。

高知出身の方やニンニクの産地出身の方から
「なつかし~!」と連絡が入ってくるのだ。
その中には、
すき焼きに葉にんにくが入っていないと
それはすき焼きと言わない、という方まで。

ということで、我が家も
葉にんにくのすき焼きに挑戦した。
ネギのような甘さと
ニンニクほど香りが強くないのだが
それでも食欲をそそるガーリックの風味が
口いっぱいに広がって、とても美味しい!
娘と僕とで取り合いになりながら完食。

レシピは高知県園芸連のサイトを参照。
関西風だけど関東風でも美味しいと思う。

材料4人分

葉にんにく 2束
牛肉 400g
豆腐 1丁(400g)
糸こんにゃく 200g
春菊 100g
椎茸 50g
にんじん 適宜
牛脂 少々
しょうゆ・酒 各1/3カップ
砂糖 大さじ3

作り方
1.葉にんにくは4㎝長さに切り、椎茸は石づきをおとす。にんじんは細切りにし、春菊・糸こんにゃくは食べやすい長さに切る。豆腐も食べやすい大きさに切る。
2.鍋に牛脂を溶かす。牛肉の表面を焼き砂糖をまぶし、しょうゆ、酒を加えて煮る。
3.2.に肉以外の材料を入れて煮る。

娘が好きな歌手。
それは、きゃりーぱみゅぱみゅ。
今夜もその歌を口遊む。

おっしゃれっつ、おっしゃれっつ、
せか~いせいふくだ
だんだんだだん、人偏だ!

え?人偏?
そこはインベーダーでは??


先日、地元の雑誌社から電話をいただき
結婚のいろんな形を特集するとのことで
取材の依頼があった。

実は、結婚した当初から
ちょっとした夢が僕らにはあった。
それは、
その雑誌にあった夫婦のコーナーにでたい
というものだった。
いつしかそれ自体を忘れ去ってしまっていたけど
依頼の電話で思い出した。
14年の時を経て、
こうして取材の依頼があったことが
なんだかとてもうれしかった。

夫婦って、一番小さなチームの単位だと
僕らは思っている。
それはもちろん好きで結婚したのだけど、
これからの人生の大波小波を
協力して乗り越えていく
もっとも小さくて、
そしてもっとも大切なチーム。
1人で乗り越える強さのある方もいるとは思うが
協力することで思いもよらない方向へ
そして思いもしなかった力が
生まれることがある。
それは結婚でなくても
チームが出来上がるここかしこで
見られる現象なんだけどね。

取材では
普段は言葉にして言わないことばかりを話した。
職場が県外の妻は、週3日家にいない。
農家の長男で
農業専業で働いている僕と結婚したけど
全く農業の手伝いなんてしないし、
させたくもない。
それぞれの仕事を持っているけど、
小さな僕らのチームのテーマはいつも同じで、
「農村」「地域」「発展」「開発」などが
そのキーワードだったりする。
文化人類学の妻に
農学と農村社会学の僕。
そういえば以前来た
アメリカ人のダニエルさん(人類学)は、
「人類学と社会学の夫婦なんてありえない!」
て驚いてたっけ。
僕らのバックグランドが違えば違うほど
僕らの視点が大きく異なることになる。
一緒が楽しいこともあるけど、
僕らが学んだノーマンロングは
そのインターフェイスの中の差異を
大事にする。
だからそこに差異があればあるほど
僕らの興味は加速する。

取材でも
妻の夫婦感や結婚の話が
僕とは結構かけ離れていて
とても面白かった。
2時間近く話した内容は
とても紙面には収まっていないが、
今月発売のULARAに掲載される予定。
興味のある方はどうぞ。


娘の小学校で、
調べ物をして報告書を書くという
授業があった。
小学校3年生でも
なかなか難しいことをやるようだ。
で、その課題を終えたということで
報告書を持って帰ってきた。
B4の紙に、テーマや
なぜそれを調べようと思ったのか、
何で調べたのか、
調べた内容と結果などが
項目立てになっていて、
それを埋めていくといった作業だった。

で、娘は、
太陽よりも熱い星はあるのか?
を調べたらしい。
星にあまり興味がないかな?と
思っていたが、
最近、ガリレオガリレイの伝記を読んで
少し星にも興味を持ったらしい。
ちょっと意外だったので
そんな話をしていたら、
「もう一つテーマがあったんだよ」と言う。
それは
「政治家は本当のことを言っているのか?」
だったらしい。
先生に見せたら、
「それは調べようがないですね」と言われ、
星を調べることにしたのだとか。

そういうことに
意識がいくのは良い。
でもちょっと小3で、というのは
この先が怖い気もする。
親の言動が
そういう影響をあたえているんだろうな。
だからといって
僕らの態度が変わるわけじゃないけどね。
親として心配だけど
その視点は褒めたい。
そういう考えを放棄してしまえば
政治はやりたい放題になる。
「ブレない・TPP絶対反対」と言って
右往左往する民主党から
政権交代を果たした自民党は、
その時言っていたことと
違うことに力を入れてしまっている。
こんな時だからこそ
そういう視点はみんなが持ち得たいな。

娘の成長は怖いけど楽しみ。
彼女から教わることも多くなるんだろうな。


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妻が海外出張なので、
娘と二人きりの生活。
こういう時は、
いつも新しいボードゲームを買って、
娘と遊ぶのがここ数年の習慣。
もともと高校の時から
ボードゲームが好きだったこともあり
(結構マニアだった)、
娘がボードゲームを
理解できような年になると、
僕のボードゲーム熱も復活し
ずいぶんと買い集めたというのは余談。

今回は、
パンデミックに挑戦した。
世界のあちこちで病気の感染が進行するのを
食い止めていくゲームで、
プレイヤーは一つのチームとなって
その事態に対処するゲーム。
プレイヤー同士の対決型ではなく、
病気を防げたら全員勝ちで
防げなかったら全員負け、というゲーム。

なかなか大人向けの難しい単語が
飛び交うゲームだったが、
ボードゲームに結構慣れている娘は
そのルールを理解するのも早かった。
手番が終わるごとに広がっていく病原菌を
協力して除去したり
治療薬を開発したりと、
けっこう忙しいゲームだったが
勝負所がいくつもあって熱中してしまった。

ゲームをしながら、娘との会話も楽しかった。
娘のクラスの男の子の間で
壁ドンが流行っていて、
それを男の子同士で繰り返しやっていたら、
校舎の壁に穴をあけてしまった話や、
二日間はその話題で持ちきりだったが、
三日目にはラッスンゴレライが流行って
みんな壁ドンを忘れてしまったとか。
今でもそんなおバカな子供がいるんだねぇ~。
なんだか安心するな。

昨夜はパンデミックのゲームで
2回ほど人類を病原菌から救ってから、
本の読み聞かせで
シャーロックホームズシリーズの
『消えたカーファクス姫』で姫の足跡をたどりながら
いつの間にか二人とも眠ってしまっていた。



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雪が降り積もるこの時期、
白菜の畑はこうなる。
この白菜を見ているとよだれが止まらない。

さて、皆さんは
もう出荷は無理かな?
と思うだろうかな。
うん、たぶん市場流通は無理だな。
でも知ってる?
こうまで雪にあてた白菜は
びっくりするほど甘くておいしいってことを。

だから、
見た目で判断するんじゃなくて、
この美味しさを分かってくれる人にだけに
この白菜は販売している。

さて、そんな白菜。
我が家ではこうして食べている。

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白菜の間に塩を振った豚肉を挟み込み、
上からホタテの貝柱の缶詰をかけて
無水調理ができるストウブ鍋でじっくりと煮込む。

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さらに盛ってレモンを絞ったら出来上がり。
娘も妻も喜んで食べてくれる
我が家の白菜料理の定番。

とてもシンプルなだけに
白菜の甘みと柔らかさがとても大事になる。
それは雪に十分あたった
この白菜じゃないと表現できない。
畑でくたびれたような白菜でも
僕にはご馳走に見えるのは
こういうわけだからだ。


売れない野菜がある。
これほど売れない野菜はない。
それはフェンネル。

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この野菜を売り込もうとして
あちこちに声をかけたこともあった。
その時、ある築地の業者は、
「バブルの時代は、ただ高いという理由だけでその野菜は売れたけどねぇ~。最近はさっぱりだねぇ~。」
とノタマッタ。
ということは、美味しくないから、
と言われているような気がして
なんだか自分の好きな
野球チームがけなされた時のような
あの何とも言えない怒りというか
悲しみというか
情けなさというか
そんな感情も吹き上げてきたこともある。
最近は、
もう売るために作るのもなんだか嫌になって
これを喜んでくれる人に
食べてもらおう、という理由だけで
栽培している。

では、我が家ではどうしているのか。
これまでもこのカテゴリに
散々書いてきたけど、
今回は違う食べ方を紹介しようと思う。

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まずは、フェンネルのポタージュ。
たぶん、大量に冷蔵庫にあるフェンネルを
どう消費しようかと妻が悩んだのだろう。
娘はこの香りのする野菜があまり得意じゃない。
だから、これだけを調理して一品を作ったとしても
娘は食べてくれないから、娘用にまた別の料理も
必要になる。
そんな手間を省きたい時に
妻がよく使う必殺技がポタージュ。

でもポタージュにしても作り方が良くないと
娘はその香りで食べてはくれない。
そこで、フェンネル1/4に
やや大きめのジャガイモ2個を足すことに。
もちろん生クリームも入れてだけど、
この組み合わせがとてもよく
舌触りがクリーミーで、
そして控えめな香りと甘み。
味付けはスープストックと塩コショウだけなのに
とても深い味わいだった。
これは娘も喜んで食べてくれて、
無事冷蔵庫も空けることができたというわけ。

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もう一品はパスタ。
フェンネルって少し硬いイメージだけど
それをスライスしてパスタを茹でるお湯で
少し湯煎して柔らかくして、
自家製の燻製カジキマグロと一緒に
軽く火を通して
パスタになった。
これも燻製の香りを
フェンネルの香りが受け止めて
素晴らしいマリアージュだった。

独特の香りは
それだけではとても独り立ちできないのだけど
何かと合わさった時に
それぞれの個を引き立てるとても素晴らしい食材になる。
それがフェンネル。
だからこれだけを齧って
美味しくないというのは、
この野菜の評価としては妥当ではないね。


そう思ったのは、
疫学という学問に出会ってから。
リスクの物差しとして、
安全を統計的に測ることができないか、
というのが僕のテーマだったのだが、
それに近い学問に昨年の暮れ、
出会うことができた。
その学問について詳しいことは、
今読んでいる最中なので
またまとめたら書こうと思うので
お楽しみに。

さて、その疫学の本で
加工肉と健康についてのデータがあり
赤肉の摂取量が増えても健康に影響がないが、
加工肉は顕著に表れるというのがあって、
なるほど、ハムやウインナーやベーコンは
やめようということになった。
というか、僕が勝手にそうすると宣言し
妻と娘はあきれ顔だった。

でも、ハムもウインナーもベーコンも
大好物な僕らは
それがなくなると食卓がかなりさみしくなる。
娘は肉はあまり好きじゃないが
ハムならばいくらでも食べてしまうほど好物で、
やめる宣言に一番反対していた。
加工肉で問題になるのは塩漬の過程。
インジェクションという工程が問題で、
それと健康とが統計的に有意な関係があるとのことなので、
インジェクションがなければいい。
ただ、その過程がないハムやベーコンは
びっくりするほど高いので
買って食べることは、我が家では不可能。
ならば、自分で作っちゃおう!
ということになって、
自分でハムやベーコンを作り出した。

P1010053.jpg

鶏肉の胸肉やささみ、
豚のもも肉などを
塩と香辛料に付け込んで
一緒にセロリやフェンネルなどの香味野菜も入れて
しばらく寝かす。
そして軽く塩抜きをして、
すこし乾かして熟成させ、
それをストウブ鍋でチップを燻して
燻製にすれば、
なんと簡単にハムやベーコンができた。
時間は少しかかるが
思ったよりも手間じゃなく、
また買ってくるものよりも味のいいものが
できるのでとても満足。

P1010055.jpg

で、あまりにも燻製が面白いので、
海産物にも手を出している。
タコやサーモンやカキなど。
少し燻すだけでも
風味が増してとても美味しい!

こんな世界があったなんて。
なんで今までこの世界を知らなかったのだろう。
疫学から始まった燻製の世界は
僕に新しい刺激を与えてくれた。
今年は、この調理法をもっと極めてみようと思う。
皆さんもぜひぜひ
自家燻製お試しくださいませ。
きっとはまりますよ。


1月1日は家族で映画鑑賞。
昨年も映画館へ出かけたので、
今年も正月から映画館へ。

思えば、僕が小学校の時は
必ずお盆と正月は映画館に行ったのを思い出す。
あの頃は、席の予約なんてなくて、
立ち見で見ていた。
毎年恒例、
というのがなんとも家族の響きらしいので、
僕らも映画館へ行くのを
毎年恒例にしようと思っている。

さて見たのはベイマックス。
ディズニーの映画は良くできていて
山場や笑うツボがバランスよく配置されていた。

ただ観終わって、僕はある違和感が残った。
それは種明かしになるので、
ここから先は、見た人のみ読んでほしい。


ベイマックスが
空間の異次元へ取り残されてしまい、
その身を犠牲にして
主人公と教授の娘を助けるのだが、
その助けた後に、残されたデータを元に
主人公が
ベイマックスを復活させるシーンがある。
まさにそれに違和を感じた。
えっ?それでいいの?って感じ。

肌感覚からいえば
あれほど親しみ合った
ベイマックスは、まだ異次元をさまよっているのであり
データから再現されたものは、
ベイマックスと全く同じ機能であったとしても
また全く同じ記憶だったとしても、
やはり別物だ。
そう感じる自分がいた。

これは僕らの持つ生死観と西洋のそれとが
違うことによる違和なのかもしれない。
脳が死ねば、体の臓器は
ただのパーツにしか過ぎないかもしれない。
それは論理的に僕も理解している。
だから脳をつかさどるデータが
手元にあれば、
それで新たにベイマックスを復活させることができた。

でも抱きしめたあのベイマックスは
それじゃない。
思考だけじゃなく、その総体が
その対象者なのだ。
だから脳死を巡る議論では
理解はできても感情的に整理されないのかもしれない。

さらりと映画終盤で
ベイマックスが復活するシーンを盛り込めてしまう
その思考に、
僕は違和というよりも
怒りに近い感情が湧いてきたのが
自分でも理解できた。

とてもいい映画だったが
こういう点で僕とこの映画製作者との間に
大きな差異が存在することが
分かった。

子供映画といえども
なかなかその背景に隠された意識は、
考察に値する。

皆さんもベイマックスを観たら
その感情がどんなものだったかを
一度考えてみてください。


我が家の今年のクリスマス。
妻が仕事だということと
僕がとてつもなく忙しいということで、
少し前から
クリスマスパーティーをすることに。

一日目

PC200364.jpg

娘と妻のケーキ。
やっぱりクリスマスは
こういうスタンダードなケーキだよな。

で、料理はこんな感じ。

PC200366.jpg

定番のチキンのチューリップ。
PC200372.jpg

プンタレラのサラダ。
我が家らしいね。
PC200373.jpg

紅芯大根も
クリスマスには大活躍だ。
PC200376.jpg


二日目

またもやケーキを焼いたらしい。
すごーい!
チョコレートケーキで、
中のクリームは栗の渋皮煮をつかったのだとか。
極旨のケーキでした。
PC210403.jpg

で、メインはこれ。
僕の手作りベーコンを使った
カルボナーラパスタ。
シャンパンががぶがぶ入ります。
PC210397.jpg

ただ、『ん?』と思ったのはこれ。
クリスマス仕様のサラダに見えるけど、
豆腐だった。
PC210394.jpg


三日目

スティックブロッコリーのツリーサラダ。
楽しいね~♪
PC210388.jpg

農園の魔法のセロリと
リンゴで作ったサンタサラダ。
美味しいね~♪
PC220432.jpg

ただ
前日の豆腐からその兆しはあったんだろう。
だから、これがメインだと言われても
驚いちゃいけない。

PC220427.jpg

そう、三日目のクリスマスパーティーは
メインがおでんだった。


四日目

もはや写真はないが、
この日のクリスマスパーティーは
お好み焼きだった。
いや、好きだよ、お好み焼きは。
で、妻のお好み焼きは美味しいよ。
作ってもらったのだから、
特に異論はない。はい。

ただ、娘と妻がこんなクッキーを作っていた。
抹茶のクリスマスツリークッキー。
これがサクサクで
すこぶるうまい!
PC230450.jpg

だから、お好み焼きでも
気分はクリスマス♪


五日目

妻は仕事で出張だったので
僕が頑張って鶏肉のスモークハムを手作り。
ロマネスコと一緒にツリーにして
食べた。
PC240462.jpg

たぶん、明日と明後日も
僕が何か手作りするだろうけど、
ここまでにしようか。
(明後日は蕪と手作りベーコンのリゾットを予定)

こうして、2014年も
楽しくクリスマスをしました。


少子化の波は
どこにでも平等にやってくるわけじゃない。
そして、うちのむらには
その波がきちんと届いている。

日曜日。
近所の同級生が外出の予定があると、
娘はそれだけで遊び相手がいない。
僕のころには、
同級生の男の子だけで9人もいたので、
遊び相手がいない、というのが
ちょっと想像できないが、
今は、それが普通らしい。

で、手持ち無沙汰な娘。
ごぼう掘りの畑に連れて行くことにした。
農作業を手伝わせるためじゃない。
目的は、くるみ取り。
僕が仕事している間に
娘にはくるみを集めてもらおうってこと。

ごぼうの畑のすぐそばに
野生のくるみの木が生えている。
そのくるみを集める。
PB160478.jpg

昔、一度これを集めて食べたこともあったが
なかなか割れなくて、
それから諦めてしまっていたが、
娘が「食べてみたい!」というので
もう一度挑戦することに。
PB160476.jpg

すでに枯れてしまった
実を手で割ると
くるみの種が顔を出す。

PB160480.jpg
で、今回はこういう道具を用意した。

PB160482.jpg
くるみ割りの道具を使うと
簡単に割れて、
こうして中身が顔を出す。
これを掻き出せば
僕らが知っているくるみになる。

PB160494.jpg
それを薪ストーブで
ゆっくりと炒る。
香りが部屋中に広がる。
口中につばも広がる。

PB160495.jpg
種の中身は少ない野生のくるみだが、
脂分が多くて美味い。
甘味や風味も強いね。
たくさん取ったので
これでクッキーやくるみパンを作ることにしよう。
もうすぐクリスマスも来るしね。
冬は冬で楽しいもんだ。



先週、娘と妻が図書館に行ったときのこと。
本が大好きな娘は、
両手から滑り落してしまいそうなほど
本を抱えて、貸出の係りの方に渡した。
その本の内容を見たのだろうか、
図書館の司書さんが、
「こんな本があるよ」と
娘に教えてくれたのが
『どろぼうのどろぼん』という本だった。

司書さんから本を紹介されるなんて
一度でもいいから体験したい!と
夫婦で盛り上がっていたのだが、
その本を読み聞かせてみると
はまってしまったのが
僕たちの方だった。
まずは妻がぺらぺらとめくっているうちに
そのまま深夜まで読み切ってしまったという。

そして次は僕だった。
昨晩、娘に読み聞かせていたら
いつの間にか娘は眠ってしまった。
いつもならそこで僕も眠りにつくのだが、
あろうことか、僕もその本を
途中でやめることができず
最後まで読み切ってしまった。

モノの声が聞こえるという、どろぼうのどろぼん。
用のなくなったモノが発する声に
導かれて盗み(救い?)繰り返す。
盗られた本人も
なくなったことに気が付かない。
そんなちょっと切ないどろぼうのお話。

娘のおかげで
またしても僕たちは出会わなかっただろう
物語に出会うことができた。
すこし大きい子向けの本だが、
この本から娘は何を感じ取ってくれるのだろう。
これからゆっくりと彼女に
読み聞かせたい。

同じ映画を劇場で2回観た経験は
これまで全くなかった。
映画ファンの中で
同じ映画をなんども観に行く方がいるのは
聞き知っていたが、
それは
お金の無駄だと思っていた。
一度観れば、
話の筋は解っているし、
衝撃のラストで驚くこともない。
なのに、
この映画は先週も観たはずなのに
今週も映画館へ行って観てしまった。
それは
「思い出のマーニー」

先週、妻はインドネシアへ出張に行っていた。
その間、プチ父子家庭で、
娘のさみしさを紛らわせるため
土曜日は映画を観に行った。
娘の希望で
「思い出のマーニー」を観に行った。

まったく事前情報もなく
宮崎駿が全く関わらないという意味で
個人的な期待もしていなかった
ノーマークな映画だった。
妻がインドネシアに出張に行かなければ
たぶん観なかった映画だっただろう。
しかし、その分、
劇場では不意を突かれ
とても深い物語に
僕の涙腺は破壊されてしまった。
小学3年の娘も僕の隣で
僕以上に泣いていた。

で、絶対妻も観たい映画だろうと
娘とその後で盛り上がり、
その勢いで
来週ママが帰ってきたら親子3人でまた行こう!と決めた。
で、今週も観に行ったというわけ。

最後の顛末を知りながら
この映画を見ると
出だしから涙腺がやられるというのを
今回経験した。
何気ないセリフ一つ一つに
実は意味があり、
断片的なかかわりと
物語の飛躍すらも
それがとびとびの記憶のかけらで
そこにアンナの空想
(僕はマーニーの念と思いたい)
がくっつき
物語に構成されていくという
プロセスそのものの細部に
気を配りながら見ることができた。
1回目ではノーマークだったため
涙腺が決壊して隅々まで気が回らなかったが
今回は決壊しながらも他の登場人物にも
気を配ることができたように思う。
前回はあまり気にならなかった
久子さんという登場人物も
「あなたもマーニーに会ったのね」のセリフで
彼女も記憶の断片の中で
絵をかきながらそこでマーニーに会っていたのだろうか。

人物像がしっかりとしているので
その後の僕らの勝手なさまざまな解釈に
物語が耐えることができるという意味で
観終わった後の妻や娘との
映画談議が寝るまで続くことができてとても楽しかった。
上滑りしていく映像だけの物語では
そこに映っていた以上の解釈は存在しないから
深い考察には耐えられないからね。
とてもいい映画です。
ぜひ皆さんも劇場に足を運んでみてください。



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先週の農園のおまかせ便は
旬の果菜類でいっぱいだった。
夏野菜もいよいよ最盛期。

毎日40度以上のハウスや
炎天下で仕事をする僕らは、
食欲を維持することが健康に暮らすことの秘訣になる。
それにはやっぱり
旬の野菜をたっぷりと取るのが一番!

収穫作業しながら、
自分たちが栽培した野菜を
「どう食べようか?」とあれこれ料理を思いめぐらしている。
どの野菜とどの野菜を合わせるか、
旬の中でどう調和を生み出すか、
そんなパズルを想像するのは
とても楽しい作業。
だからいつもお腹がすいているんだけど、
2週間ほど前から、
待ちに待ったパプリカの収穫が始まった!
これが始まると、あるパズルが完成する。
それは
5月から収穫が始まっているバジルと
7月の頭に収穫した玉ねぎと
7月から最盛期に入った西洋茄子と一緒に
ガパオライスというパズルだ。

P1090563.jpg

玉ねぎとひき肉とパプリカと西洋茄子を炒め、
そこにみじん切りにしたバジルをたっぷり入れて、
ナンプラー(ニュクマム)で濃いめに味付けをする。
味のアクセントは強めの胡椒。
それを白ごはんと一緒にお皿に乗せ、
そこに
自家用の鶏が産んだ卵を
半熟目玉焼きにして添える。
これで出来上がり。

また一つ旬のパズルが出来上がり。
これをキンキンに冷やした辛口白ワインで
流し込むってわけ。
こんな生活繰り返していれば、
夏バテなんてないね。


P1090312.jpg

今年も暑い夏になっている。
そんな中で、
自宅や作業場を少しでも電気を使わず
涼しくしようと思い、
日差しの強い窓に
ゴーヤの緑カーテンを設置した。

野菜栽培が仕事なので
こういうのはすこぶる得意。
で、大量のゴーヤが取れるようになった。
初めは、ひき肉を詰めて蒸し焼きにしていたのだが、
それも飽きてきたし、
なんといっても娘がゴーヤの苦味が苦手のようで
食べてくれない。

娘も食べられるゴーヤ料理はできないか、
と妻があれこれと考えて
昨年から我が家のレシピに入っているのが
ゴーヤのサラダ。

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スライサーで薄切りにして
それを水にさらす。
何度も水を取り換えるのがポイントで
さらす時間は30分ほど。
それを沸騰したお湯でお好みの固さまで煮る。
水気をよく切って、
オリーブオイル&塩コショウ&マヨネーズなどで
味を調えて、
そこにツナを投入。
さらに大量の鰹節を入れて出来上がり。
苦味も消えて、
歯ごたえもよく、
さわやかな風味と鰹節の味がとてもなじむ
素敵なサラダになる。
それにこれだと大量にゴーヤが食べられるしね。
皆さんもお試しあれ。


「毒が入っているかもしれんわ」
と娘は友達に言われたらしい。
それは僕愛用の中国茶を
娘の水筒に入れて持たせたときのこと。
小学3年生は
思ったよりも社会を感じ取っているようだ。

僕はインドネシアが長かった。
インドネシアには華僑の方がたくさんおられて
国是でもある多様性の中の統一という言葉通り、
中国文化もたくさん取りこまれた文化が
インドネシアでは花咲いている。
そこで暮らすうちに、
僕は中国茶に目覚めた。
初めはインドネシアの国民的飲み物の
ジャスミン茶から始まり、
もっとおいしいジャスミン茶があるといわれて
アンボンの友人からジャカルタの華僑の方が
経営するお茶屋さんを紹介されて
そこに遊びに行くうちに
僕は中国茶にのめり込んだ。
イスラム教が8割近くいるインドネシアでは、
お酒を気軽に飲める場所が少なかったこともあり、
僕はますますお茶に目覚めた。
アンボン・華僑・イスラム。
そんな多文化と多様な人々が
それぞれに絡み合った環境の中で
僕は中国茶に出会った。

帰国して残念だったのは
少なくとも福井では気軽に楽しめる
中国茶専門店が無かった(僕が知らないだけだろうか?)。
そんなこともあってか
最近ではあまり中国茶を飲まなくなったが
インターネット経由で
中国から直接輸入している業者から
プーアル茶を定期的に購入している。
飲茶に欠かせなかったプーアル茶だけは
どうしても飲みたくなる時があるので。

で、そのお茶を好んで飲んでいたら、
娘はそれを学校に持っていく水筒に入れてほしいと言ってきた。
あまり濃いお茶は飲みにくかろうと、
少し薄めに入れて水筒に入れて持たせた。

そうしたら、学校で友達から
「毒が入っているかもしれんわ」
と言われてしまったらしい。
なんで中国茶だと毒が入っているんや?
と娘は聞く。
なんだか切ない。
このきな臭い世の中を
子供たちは敏感に感じ取っているのかもしれない。
集団的自衛権の行使が閣議決定され、
誰かを敵と想定した
とても嫌な空気が世の中に漂い始めている。

娘よ、お茶には毒なんて入っていないよ。
中国のお茶文化は素晴らしく、
僕らでもびっくりするようなお茶がたくさんあるんだよ。
もっともっと中国のお茶を楽しもうね。
寛大で懐の広いインドネシアのように、
多様な文化の中でパパが中国茶の文化に触れたように、
君にも、そんな自由で平和な空気の中で
いろんな文化に親しんでほしい。
本当にそう思う。




P1090014.jpg

ソラマメを収穫した。
今年は天気もよかったので、
いつもよりもたくさんのソラマメがとれた。
それでも、出荷できない一粒莢も多くあり、
それは自家用で楽しむことに。

まず莢をむいて、それから内皮もむく。
この時期は、家のテラスでの作業が気持ちいい。
久しぶりに妻と二人で莢むき作業を楽しんだ。

大量にとれたソラマメは、
その日のディナーとなった。

P1090023.jpg

まずはポタージュ。
新玉ねぎと一緒に潰してスープに。
何とも言えない舌触りと香り。
暑かっただけに冷たいスープが美味しかった。

P1090022.jpg

もう一品は、オムレツ。
豆の食感と味がオムレツという調理によく合う。
ワインが進む一品。

P1090020.jpg

ご飯ものもないとね。
で、ソラマメのリゾット。
チーズ多めがおいしいね。

P1090024.jpg

ソラマメの旬は短い。
今年もその旬を逃さず
みんなで楽しみました。


あまりにもズッキーニがたくさん取れるので、
土曜の夕方から
妻とズッキーニばかりを料理してみた。

P1080843.jpg

まずは、ズッキーニのカルパッチョ。
スライスして水にさらしてあく抜きをして
オリーブオイルとレモン汁をかけて、
チーズとナッツをトッピングして出来上がり。
ズッキーニをサラダで食べる一品。


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前菜のもう一品はこれかな。
花ズッキーニ。
中にチーズとハムを詰め込んで
小麦粉をつけてソテーしたもの。
食感が楽しい。


P1080841.jpg

お肉料理も欲しいので、
ズッキーニをくりぬいて
牛ひき肉を詰めた(味付け済み)。
片面に焦げができるまで焼いて、
裏返したらワインを入れて蒸す。
仕上げはバルサミコ酢。
どばどば入れて、水分を飛ばしたら
できあがり。

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ご飯ものもいるよね。
なので、ズッキーニと新玉ねぎのリゾット。
ズッキーニの緑色がきれい。

P1080850.jpg

赤ワインと一緒にしっかりと旬をいただいた。
やっぱり旬に旬のものを食べるのは、
楽しいし美味しいね。

GWの宿題として
娘が「そうごう」という授業の宿題を
持ち帰った。
班ごとに調べものをする授業のようで、
娘の班は「そば」がテーマだった。

そばの種類(品種)や
そばの太さ、
美味しさのコツを調べるらしいのだが、
今どきの子供のようで、
調べ方は、
「親に聞く」と
「インターネットで調べる」だった。

種類や太さはよくわからないけど、
美味しさのコツは、やっぱりそばの3たてと言われる
取りたて(収穫したて)
打ちたて(そば打ちしてすぐ)
ゆでたて(茹でてすぐ)
が美味しさのコツだとは聞いたこともある。
あとそば100%だとそばをこねすぎないこと
そばの水分バラスンが程よいこしを生み出す
みたいなことは、そば打ちの名人だった大叔父から
何度も聞かされていた。

が、この調べ方に
いち早く反対をしたのは、
文化人類学の学者である妻。
やっぱり蕎麦屋に聞きに行く方がいい、
と言う。
僕もその意見には賛成だったので、
さっそく行きつけの蕎麦屋へ。

しかし、連休中の蕎麦屋は
戦場のごとく忙しさで、
いつも愛想をふってくれる女将も
どことなく冷たい雰囲気。
とても質問できる感じではなかった。
そしてここでも人類学の妻の提案で
プチ参与観察をすることに。
店員の動きや厨房の様子、
出されたそばを
しばらく観察していた。
しかし、そこで分かったことは
そばの太さはまちまちだということと
今日は忙しい、というくらいで
ほとんどデータらしきものが集まらなかった。

しかし会計の時になると
他のお客さんも随分とはけたようで、
女将も大将もちょっと余裕のある雰囲気に。
そこでさっそく娘のインタビューが始まった。
そばは勝山産と大野産のもののブレンドを使用し
100%県内産のそばを使用しているという。
美味しさのコツは、
とにかくいい素材をそろえて使うことらしい。
出汁には力を入れているようで、
天ぷらそばの出汁を基本に作って
そこから他のそば用の出汁を作るという。
基本の出汁も醤油3種類と高級カツオで作るとか。
僕らが想像していた美味しさのコツとは
まったく違った答えが大将から聞けて、
なんだかとっても得した気分だった。

やっぱり自分が思っていた以上の
話が聞けたときのインタビューは面白いな。
娘にもその楽しさがわかるといいのだが、
さてどうだっただろうか?



もうすぐ農園のセロリの季節が終わる。
今年は、たくさん作って、たくさん食べた。
気に入った食べ方は、オイル蒸し。
妻の得意料理の一つ。
過ぎてゆくセロリの季節に
別れを告げるように、
夜はこの料理を楽しんだ。

P1080492.jpg

この料理をつまみに赤ワインを飲むのが
僕の至福の時間。

P1080496.jpg

そしてその料理に
よく合う最近のお気に入りワインはこれ。
Bertaniはイタリア語だが、
インドネシア語でもこういう単語がある。
インドネシア語では「農業をする」という意味になる。
イタリア語での意味は分からないけど、
味も言葉もスタイルも
全部が気に入っているワイン。

自分で栽培したセロリを
Bertaniの赤ワインで流し込む。
これ以上の満足感はなかなかない。

と書いておけば、
遊びに来る人がこのワインを持ってきてくれるかもしれない、
と下心を込めて記録した。



田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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です。
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