風邪をひく。
咳が止まらなく、夜眠れない。
医者の見立てでは、「気管支炎ですね。肺炎ではないようです」とのこと。
そして4日分の薬をもらった。

口蓋扁桃摘出手術を受けたのは、昨年の5月。
あれから1年が経った。
日記を見に来る人で、「口蓋扁桃摘出手術」や「扁桃腺、腫れ」などの検索で
見に来る人が多いようなので、
今回、風邪をひいたのをきっかけに
扁桃摘出をしてからの経緯を、少し書いてみよう。

口蓋扁桃を摘出してから、それ以前の体と比べて大きな変化があったことは、
① 風邪をひいても、高熱が出なくなった。
② 味覚の変化
③ 飲み込み時の喉の感覚
④ 睡眠の変化
であろう。

まず①について
口蓋扁桃を摘出してからは、基本的に熱は出なくなった。
切った年は、殆んど風邪をひくことすらなかった。
風邪をひいても、鼻水が少し出るくらいで、寝込んだりすることは一切無くなる。
たとえ風邪でも、仕事を休むことも無くなる。
ただ、今年に入ってからは、風邪をひく回数もすこし多くなってきた観がある。
そして風邪のひき方も、気管支炎になるケースが多い。
熱が出ない分、風邪をひいても仕事を休まないし、
体もそれほど辛くないため、医者にもなかなか行く気がしないので、
だらだらと風邪をひいてしまい、
結果として、気管支炎で夜眠れなくなるまで、ほったらかしにしてしまうのだ。
扁桃を摘出しても、基本的には風邪をひく回数は変わらない感じがする。
「扁桃腺を取っても、気管支炎になるんじゃ、どっちが良かったのか解りませんね」
と医者にも言われるのだが、
2ヶ月ごとに40度近い高熱を1週間近く出し続けていた以前に比べると、
今の状態の方が、楽ではある。
ただ、肺炎にならないよう、気を使う必要はあるが。

②について
あちこちのブログにもあるように、扁桃を摘出すると味覚が変わった。
術後、舌の両端が腫れることもあってか、
相当の間、甘味をなかなか感知出来なかった。
それでも甘味は、昨年末ごろには正常に感じるようになった。
現在は、普通の味覚だと思うのだが、
変わってしまった味覚に、自分が慣れてしまって、それが普通だと思うようになったのか
それとも、本当に味覚が戻ったのかは、定かではない。
ただ、現在でも水の味覚について、以前よりも敏感になったと感じる。
おいしい水ほど、やたらと甘く感じるのである。

③について
喉の大きな遮蔽物を取り除いたため、
ものの飲み込み時の感覚が、大きく変化した。
術前の感覚で飲み食いすると、むせてしまう。
息を大きく吸うだけでもむせることすらあった。
現在では、その喉の感覚にもなれたのだが、油断をするとやはりむせてしまう。

④について
まず、いびきをあまりかかなくなった。
以前は轟音のようないびきをかいていたのだが、現在はずいぶんとましになった。
それもあってか、睡眠の質に変化が生まれた。
数時間の睡眠でもぐっすりと眠れるようになったのである。
術前と比べて、睡眠時間に変化は無いのだが
術後は、睡眠が足りない、という感覚がほとんどないのである。
体も良く休まり、朝の目覚めも快適で、とても充実している。

扁桃を摘出して、1年。
多少の体の変化はあったのだが、
総合的に言えば、断然、摘出したほうが良かった、といえるだろう。
術後の痛みはかなりのものなのだが、それも1ヶ月程度なので、
医者から摘出をすすめられたら、僕は摘出することを考えても良いのではないか、と思う。
病気の原因を患部に求め、それを摘出・排除してしまう、という考え方には
もろ手をあげて賛成は出来ないのだが、
それでも、そういった自分の体と付き合っていくだけの
余裕がない状況の場合、摘出もやむを得ない、と思う。
僕の場合は、医者からすすめられた時には、
2ヶ月に1回は、1週間近く40度近い熱が出ていたわけで、
妻の就職や僕の仕事の独立などが重なり、
とても寝込んでいるわけにはいかない状況だったため、摘出を決めたのだ。
摘出後、風邪はひかなくなったし、何とか忙しい毎日をこなせているのだが
それで体がより健康になったわけではない。
喉が腫れないだけで、体の健康はほとんど変わらないのである。
(睡眠の質が変わったので、少しは健康になったかもしれないが)

体の異常をいち早く教えてくれていたかもしれない口蓋扁桃がないので
異常に気づきにくくなっただけなのかもしれない、と思うこともある。
口蓋扁桃を摘出・排除することで、体の健康への意識が弱まってしまうことこそ、
この手術の大きなマイナスの要因ではないだろうか。
妹の誕生日を祝うため、実家の両親とうちの一家とで外食する。
精巧な料理を食すると、このごろ思うのが、味覚について。
やはり、まだおかしい。

口蓋扁桃摘出手術の時に、つよく舌を押さえられていたことは、
以前も書いた通り。
術後、舌の右端がやけに腫れて、感覚のもどりが遅かった。
それを6月の上旬までは引きずっていたのだが、
今は問題がない。
そのかわりに、舌の奥の味覚が、最近気になるようになってきた。

料理を食べているときは、それらの味を感じるのだが、
喉へ通そうとすると、舌の奥の部分で、感じている味が変わってしまうのだ。
飲み物なんかが一番顕著。
ワインが好きなのだが、口に含んだときはうまいが、
喉へ流し込もうとすると、至極苦い味に変わる。

なので最近では、飲み込み方に工夫をしている。
口に含んだ飲み物や食べ物を、できるだけ問題になっている舌の奥の部分を通さずに、さらにその奥に投げ込むように、飲み込むのである。
こう書くと良くわからないかもしれないが、
イメージとしては、バスケットボールのスリーポイントシュートである。
食べ物飲み物を口の中から喉奥へ、舌を使って、スリーポイントシュートを
打つのである。

昨日はなかなか上手にスリーポイントシュートが打てた。
成功率が高くなってくれば、それだけ味覚は大丈夫。

学生の頃、憧れていたスリーポイントシューターに
ようやくなれた。
味覚が戻ってきた。
医者曰く、甘いという味覚は一番最後に戻ってくる、とのこと。その甘みの味覚がほぼ戻ってきた。ということは、ほぼ完治ということなんだろう。

そこで、お見舞いをいただいた方々へ、快気祝いを持って歩く。
また、ここ2日ほど連続で、お気に入りのレストラン(イタリアンとフレンチ)でランチをする。味覚があるのは素晴らしい。喉が痛くないのは素晴らしい。

今日行ったレストランのサレポアでは、帰り際にお土産をもらう。快気祝いの夜にぴったりのVサインの品。なにやらイワクツキのものらしいのだが、とても美味だった。ただ『1つ』だと思ったのに、『3つ』も入っていたのでびっくり!何かお返ししなくては。
喉の状況。
入院中、とにかく気をつけていたのが、くしゃみ。ちょっとした振動で、喉の傷が痛むことと、再出血しやすい状況だと聞かされていたので、大きな振動となるくしゃみには気をつけていた。それが今日、油断したのか、大きなくしゃみをする。が、何てことなかった。まだあくびの方が、痛い。喉の傷が縦に伸びるような感じで、あくびのたびにぴりぴりと痛む。

良く言われている手術の後遺症として、味覚があげられる。扁桃摘出は、口を通じての手術のため、いろいろな道具を使って口を大きく開けさせられる。そのため唇の端は、必ず切れてしまう。また舌が邪魔なので、金具でずいぶんと押さえつけられるようである。この行為のため、術後暫くは味覚障害がでるとのこと。僕にもそれがある。入院中はあまり気にならなかったのだが、喉や舌の腫れが引いた今、ずいぶんと顕著に現れてきた。舌の右半分の味覚がおかしいのである。何を食べても、すっぱく感じてしまう(たとえ甘いものであっても)。左半分は正常なので、甘いものを、例えばプリンなんかを食べるときは、出来るだけ左で味わうようにしている。右側にプリンがいってしまえば、どんなにおいしいプリンもなんだか腐った卵豆腐のような感じなってしまうのだ。

はてさて、いつまでこの障害が残るのだろうか。
気がつけば、5月も半ば。悠長に時間を過ごしてしまった。

昨夜から今日にかけて、うそのようだが、上向きで寝ていた。朝方、鼻がつまったためか呼吸が出来なくなり、目が覚める。まだまだ喉が腫れているのだろうか、上向きの微妙な傾きによっては、鼻で息はし辛い。5時ごろ目が覚めるのだが、覚めると同時に右側の喉の傷が尋常じゃないほど痛む。昨日瘡蓋が取れた方である。仕方なく、その時間に痛み止めを飲む。なかなか痛みが引かないため眠れず、そのまま読書。何かに集中している方が、痛みを感じにくい。

さて、いよいよ今日退院。昨日よりも体調も良く、気持ちの面でもずいぶん楽になった。瘡蓋がとれて出血したときはずいぶんと落ち込んだが、昨日の和子の面会でずいぶんと元気になる。また夜間違えて出された肉じゃがを、なんとか食べられたのも大きな自信となった。痛み止めを飲むタイミングと食事時をうまくあわせれば、何とかなるだろう。

退院前に診察あり。医者の見立てでは、もう大丈夫、とのこと。だが、相変わらず瘡蓋がとれたあとがじりじりと痛む。激痛も昨日と変わらずで、こんな調子で退院できるものなのかと、少し不思議に思う。

退院前に看護士が来て、今後の参考にするので食事のメニューについて教えて欲しい、という。なので、なんでも頑張って食べますが、お酢だけはどうにもなりません、と伝えておいた。パソコンで管理されたメニューに、病棟の看護士の意見がどう繁栄されていくのかわからないが、今後も僕のような悲劇を味わう人は後を絶たないだろう。

ちなみに昨日、かなりクレームをつけた食事は、結局副食に関しては固いものばかりのままであった。酢の物もでていたし。カテゴライズされ合理的にパソコンで管理されたメニューを、変更することは難しいのだろう。病人の方が合理的な管理手法に体を合わせなさい、とでも言いたいのだろうか。

とにかく、今日退院。
今日退院。なのだが、今朝は痛みがつよくて3時ごろ目が覚める。切除した部分に唾があたることで、ひりひりと痛んだ。上向きで眠れれば、あるいはその痛みも少ないのだろうが、上向きではのどちんこが弁になるのか、息がし辛く、とてもまともに呼吸が出来ない。腫れが引いてくれば、上向きで眠れると医者からも言われているのだが、一行にその気配はない。いつになれば上向きで眠れるのだろうか。

瘡蓋が徐々にはがれているのか、今朝の痛みは昨日に勝るとも劣らない。家に戻ったら、食べるものをやわらかくしてみよう。入院を続けるということも考えないでもないが、同室の人が夜遅くまで窓を開けているせいか、ずいぶん寒い。それに食事がつらくて大変でもある。自宅療養のほうが気は楽だし。やはり今日退院しよう。

と思っていたら、朝食後、唾に大量の血が混じる。急いで主治医の診察を受けると、大きな瘡蓋がとれた。出血は止まっていて、今日退院でも大丈夫だ(止血の飲み薬もだすので)、というのだが、こんな状態では家族に迷惑をかけるだけでしかない。なので、今日一日は入院を延長することにした。それと同時に食事を5分粥までもどしてもらった。副食が固すぎたことが、今回の出血の原因だと思うから。退院後も副食は出来る限りやわらかいものを食べるとしよう。とにかく、退院は1日のびた。

昼食は5分粥だった。副食もやわらかいものばかりだったので、なんとか完食。だが夕飯が違っていた。ご飯のみが5分粥で、副食は全粥と同じものだった。ちなみにメニューは酢のもの・肉じゃが・おひたし、である。ここの食事管理はどうなっているのだろうか。こうも度々へまをされるとさすがに腹がたつ。パソコンで管理されている割には、うまく機能していない。いや、そういう管理のしかたが、こういう雑なミスを犯すことになるのかもしれない。

それでも腹はすいているので、肉じゃがだけは食べた。どうもお肉が食べたいようである。煮物のお肉を明日は食べてみるか。

早く帰りたい。
なんてことだろう。朝の3時ごろに喉に激痛あり。なんとかうがいをして、眠りにつこうとするものの、唾を飲み込むたびに痛くてまどろむ程度で朝を迎えた。ここに来て痛みが出てくるのはどういうわけか。この時期になれば、普通は痛みが治まるほうに行くはずなのだが。ちなみに今の痛みを扁桃炎にたとえてみると、一番痛いときの2倍、いやその倍は痛い!最も痛いときには、耳の奥まで痛みがあり、頭全体がカーッとなるほど痛い。

6時ごろ、とても寝ていられなくなり、とりあえず気を紛らわせるため散歩する。朝日の当たるソファーに座ると、太陽光の暖かさで徐々に喉の痛みが緩和した。太陽の力はすごい!30分ほど全身に日光を浴び、その後部屋に戻り鎮痛剤を飲む。現在は7時だが、鎮痛剤が効いたのか、痛みは治まった。お茶を飲んでも、唾を飲んでも大丈夫。喉の腫れがひかないのが原因だろうか。それとも瘡蓋がとれて、痛みが一時的に増しているのだろうか。ともかく、こんな調子では明日退院になるのだろうか、それだけが心配でもある。たとえ退院になっても、この調子じゃ、うちで養生もしていられない。

朝食。味噌汁は調子よく食べられたのだが、納豆が難関だった。2度ほどベッドにもだえながらも、意地で完食。こうなれば気力で勝負しかない。カッと来る性格をエネルギーにかえて、一気に食事をとることにしよう。

朝食後、たまたま主治医が部屋の前を通ったので、昨日からの痛みを報告。すぐに診察。傷はきれいだとのこと。一部瘡蓋がとれており、そこが痛むのでは、といわれる。やはり瘡蓋だったのか。そう思うと安心。良く噛み砕いて、根気良く食事をとることにしよう。すべての経過をみている主治医に見てもらうのが一番安心する。


その後、また診察を受ける。主治医ではなかったのだが、その医者曰く『これくらいの時期に痛みが増す、という人はたまにいます』とのこと。その『たまに』が僕にあたったのだろう。瘡蓋がとれて、生傷がむき出しになっているようで、そこが痛むようだ。退院の話をするが、『それは主治医から連絡があるでしょう』とのこと。明日、退院できるのか?


そうそう、緊急入院緊急手術だった男性は、この日の診察にも来ていなかった。まだ歩ける状況ではないのだろう。間違いなくこの病棟に居るはずなのだが、まったく見かけない。南無~。


昼食。ハンバーグや卵焼き、煮びたし、マカロニサラダ。どれもこれも喉にはすこぶる難関で、あまりの痛みに、汗をぽたぽたとかきながら食す。心頭を滅却すれば、火もまたすずし。そう念じて、とにかく食べまくる。この痛みが何かの病気ではなく、瘡蓋がとれたことによる痛みだとわかったので、どんなに痛くても心配がないと腹をくくり、ひたすら食べる。完食。

夕方主治医の指示があり、明日退院ということになった。いよいよ退院だ。といっても、食べるたびに激痛が走り、とてもつらい。瘡蓋がはがれて、その部分がしみるのだ。主治医はあまり痛むようなら問題だ、というのだが、僕に言わせれば、ここの食事がしみるようなものばかり出すことに問題があるのではないかとも思う。この瘡蓋の1件も多分ここ数日の話だろう。

さて夕飯。退院が決まったこともあり、無理する事をやめた。というよりも、この食事で出た酢の物は、僕をそう思わせるほどのパンチ力のあったものだった。約7割ほど食したが、そこで断念。あまりの激痛で耳の奥まで痛く、もがき苦しんでもなかなか痛みが消えない。酢の物ともやしのしょうゆ和えだけを残し(酢の物は3割・しょうゆ和えは7割)、後は完食。退院したら、数日はこういう刺激物は食さないでおこう。瘡蓋さえ癒えれば、また以前のように食べることには問題がないはずだ。食べていて思ったのだが、固形物で食べ難いと思われた焼き魚やハンバーグは比較的食べやすいということ。難関だと感じるのは、酢やトマトなどのすっぱいものを使った料理。頭の芯までしびれるような激痛が走る。今日の夕飯で出た酢の物を食していたとき、傷みの最高潮には、あごが痛みで小刻みに痙攣するほどだった。しかしその痛みも食後20分もすれば、跡形もなく引き、普通に戻ってしまうのである。

明日にはこの瘡蓋ももう少し癒えて欲しい。
今朝は、喉の傷がすこぶる痛かった。

腫れぼったさはずいぶん取れたのだが、今朝は逆に傷の部分がひりひりと傷んだ。また耳の後ろが腫れぼったい感じもあり、痛む。どういう状況なのか、自分で喉を見られないので解らない(たとえ見えたとしても解らないが)。かさぶたが取れ始めていて、それで痛いのだろうか。7時に飲む痛み止めを、たまらず6時過ぎに飲む。薬が効いてからは、うそのように痛みはない。

それでも朝食を食べるのは往生した。喉を通過するたびに痛みが走る。それでもなんとか完食。脂汗をにじませながら完食。

診察を受ける。普通は日曜日は診察がないのだが、今朝看護士に痛みについて訴えたところ、診察の段となった。結果は特に以上はないとのこと。手術後の腫れが引いてない、と言われる。痛み止めは今日までだったのだが、継続ということになった。

昼飯もなかなかの地獄。煮豆の甘さが喉に絡み、痛い。煮物も喉に絡むようで痛かった。今頃になって痛みがでるなんて・・・。それでも点滴は嫌だし、早々に治してしまいたいので、出来るだけ頑張って食べる。脂汗をかきながらも完食。

そして夕飯。これが大変だった。もはや意地である。これは病院の入院に関するタイムテーブルとの戦いだ。ここまで来て、痛くて食べられません、などと弱音を吐く気は一切ない。脂汗がにじみ、あまりの痛さにベッドに顔をうずめたり、その場で地団駄踏んだりしながら、食事を進めている。今日の最大の難関は、酢豚。お酢の味が喉をえもいわれぬ痛みへと導いてくれた。固形物率も高く、量も最も多かった。それを最後に、発狂するのではないか、と思わんばかりに、喉にかきこんで完食。食後、暫く動けず、あまりの痛みにうずくまった。

自己判断をするに、今日のこの痛みは、傷口の瘡蓋がとれてきたのだと推察する。とれて敏感になっている傷口に、今日の食事はあまりにもハードだった。毎食後、次の食事は何か、と廊下に張られているメニュー表を見るのだが、決して楽しみからではない。そう、次の戦いに向けて心の準備をするためである。明日のメニューをみると明日も今日以上にハードのようだ。明日も頑張ろう。

晩御飯を無理して食べたからなのか、熱がでる。37.4度。ここに来て調子が悪くなるなんて・・・。なんとか火曜日に退院したい。
今朝の喉の痛みは、それなりにあった。夜中、唾を飲み込むときの痛みで、数度目が覚める。7時に痛み止めを飲んでからは、うそのように痛みはなくなったのだが、まだまだ喉は腫れている状態なのだろう。

同室の男性(爺さん:鼻から管が通っていて、話せない)が暑がりということもあり、夜中結構冷え込むのに、窓を開けたまま寝るので、往生している。おかげで鼻水が出て、痰が喉にからむ。前に、看護士にその旨を伝えたのだが、しばらくは窓を閉めてくれるものの、その男性がナースコールをかけて、窓を開けさせてしまうのである。今朝の喉の痛みは、そこからくるのだろうか。重ね着して寝ることにはしているのだが。

今日から7部粥。食べ応えはある。廊下に張ってあるメニュー表をみてみると、全粥と同じ副食のようで、退院までこの量の副食になるらしい。塩気のある副食も多く、大変満足。ただ今日は喉が少し痛むので、昼のメニューにはすこし往生した(魚の煮付け)。

夕飯。トマトソースのミートボールが出た。これがなかなか厄介で、喉にしこたましみるのである。途中で完食を断念しようかと思うほどのものであったが、ここまで完食してきたのだから、と最後まで食べた。昼寝をしていたせいか、お腹があまり減っておらず、そのことも完食しようという意思を鈍らせたようだ。とにもかくにも完食。

今日と明日は、土曜日・日曜日でもあるということで医者の診察はなし。今日はすこし痛みが変わったような気もするので、明日の朝、異変を感じるようなら、特別に見てもらうようにお願いしてみよう。痛み止めも明日一杯で終わりになる。もう痛み止めを飲まなくても平気なのだろうか。朝方などは特に痛むのだが。
喉の腫れはひいた感じがするが、喉の痛みは変わらない。
というよりも、腫れていて解らなかった痛みが、ようやく今頃になってじわじわと痛みだした感じもする。唾を飲み込むたびに、痛む。ただその痛みは、扁桃炎で一番腫れている状態より1割増し程度である。

今朝から点滴が無くなり、抗生剤も飲み薬になった。

午前中診察あり。経過は順調とのこと。今朝方、すこし耳が腫れぼったい気がする、と伝えると、すぐに見てくれた。口蓋扁桃を摘出すると、中耳炎を併発する人がたびたびいるそうだが(切開する部分と耳とつながっている管とが2㎝ほどしか離れていないため)、現在のところその心配は無いとのこと。

プリンを売店で2個買う。妻もプリンを持ってきてくれたので、計4つ。今日はプリンの日。

甘いものも欲しいのだが、それ以上に、塩気のものが欲しい。食事はとても味気なく、量も少ないため食べた気がしない。間違いで出てきた術後1日目の食事が恋しい。また、間違って出てこないだろうか。術後1日目の食事は、副食も多く、マヨネーズやら味噌やら塩やらでしっかり味付けされたものだった。あああ、あれが食べたい・・・。

昨日の晩のひそかな願いがかなえられたのか、朝食は今までで最も流動食の体であった。今日から5分粥になるはずが(昨日までは3分粥)、昨日異常に水っぽい。おかずも溶き卵の味噌汁少々とりんごを小さく切ったものを煮詰めたものであった。

朝、検診あり。先生から『順調ですね』と言われ、一安心。『食事は何割ほど食べられていますか?』と聞かれたので、完食です、ただ今朝はあまりにも足りないので、すこし売店で買って食べます、と答えると笑っていた。看護婦がしきりにパソコンで僕の食事メニューを確認していたが、今日からは5分粥のはずですが、と答えるのみ。

昨晩の様子について。喉の腫れが気になる。寝ていても唾を飲み込むたびに、痛みで目が覚めるが、驚くほどの痛みではない。ただ飲み込めない唾がよだれとなって枕を濡らすので、それには往生した。痛み止めのくすりを飲んでいるときは、ずいぶん痛みは無くなるので、たいした事はないのだろう。手術後の痛みについて、あるブログで『扁桃が一番腫れているときの2割り増し程度』とあったが、僕も同意見。1割り増し、と修正しても良いくらいだ。朝方、熱を測る。36.9度。痛み止めの効果が切れている状態で、この体温。ずいぶん回復した感じがする。

昼前、看護婦から連絡あり。再三にわたって伝えた朝食の変化に対する回答だった。どうやら朝食は、通常通り5分粥だったらしい。ただ、前日の食事が全粥の食事だったとのこと。つまり退院間際に食べる食事を、手術後1日目に食べていたことになる。それでも全部食べられたのだから、かなりたいしたものだ。
歩いても良くなった。
朝からそれなりに動けた。心配していた朝食は完食。主治医も驚いていた。『男性は痛みに弱いので、普通は3日くらい食べられないのですけど』とのこと。解熱剤の錠剤も難なく飲めた。ただ熱が37.7度。すこしぼんやりする。あと喉が腫れた感じで、寝る体勢によっては、呼吸がし辛かった。

昼食も完食。もはや食べ物に何の心配も無い。喉はそれなりに痛いが、食欲の方が勝っていた。デザートにオレンジがついていたのには驚いたが、それも完食。ただ食べた後、喉が痛くて始末に困った。

昼前に大部屋に移動。
奇しくもその時、扁桃肥大で呼吸困難になった男性がとなりのベッドに入院してくる。聞き耳をたてて話を聞いていると、どうも今日いきなり手術とのこと。以前から扁桃が腫れていたのだが、放って置いて、緊急入院即日手術のはめになってしまったようだ。腫れている扁桃をとるのは大変な手術のようで、手術後はICUで数日過ごさないといけないらしい。同じ扁桃切除の手術でも、大きな違いだ。とにかくその男性は、いきなり手術ということで、狼狽甚だしかった。

夕飯は、かなりチャレンジなものだった。
夕飯前に主治医の診察があり、『順調ですね。ただ固いものには気をつけて食べてください。特に魚の骨は要注意です』と言われたばかりだったのに、夕飯では、焼き鮭がでてきたのだった。まるで、僕の喉を試すかのように・・・。
一つ一つ骨を慎重にとり、完食。もう少しハードルの低い食べ物を出していただきたい。

手術当日。
手術は朝の8時半開始。前の晩に、なんども手術をする夢を見る。夢の中では2回ほど口蓋扁桃を摘出した。思ったより痛くないじゃないか!と喜んだところで目が覚める。むなしい夢だ。

手術室にむかう道中、思ったよりも緊張しない。脈も正常だった。
麻酔が始まる時に、点滴から入れたのだが、腕がしびれるように痛かったのを覚えている。そのときに、妻の出産に立ち会った事を思い出した。あれから比べたら、これから行う手術など屁でもない。そういう気持ちで眠りについた。

手術後。手術室で即覚醒し、主治医から話しかけられる。ので、摘出した扁桃をその場で見せてもらった。目の焦点がやや合わず、ぼんやりとしていたが、大き目の砂肝のようで、やたらと砂肝の焼き鳥が食べたい衝動に駆られていた。手術中には仕事(農作業:はるちゃん畑の手入れ)の夢ばかりを見ていた。術後直後に、主治医や看護婦にそんな話をしていたら、看護婦から『いきなりこんなに話をする患者は初めて』と驚かれる。初めての手術で、テンションが高くなっていたのだろう。

病室に戻ると妻が待っていてくれた。『帰って来てくれた』と妻。その言葉に彼女の心配が垣間見られた。
すこし会話をする。手術室が寒かったらしく、腹を冷やしてしまい、喉よりもお腹の痛みばかりが気になっていた。電気毛布を用意してもらい、それで段を取る。外は27度というのに。

術後直後は喉の痛みを余り感じなかったし、話すことが苦痛でもなかった。たぶん麻酔が効いているからだろう。その後、徐々に痛みがましてきた。それよりも大変だったのが、痰。血がべっとりと混じった痰が何度も出て、鼻からも出て、とにかく呼吸がつらかった。酸素吸入をしてもらい、なんとか楽になるが、それでも呼吸がつらい。短時間にティッシュボックス1つを使い切るほど、痰が出た。これは朝まで続いた。

夜、喉が腫れて、呼吸がつらい。2時間や3時間おきに呼吸困難で目が覚める。ここでも手術の夢ばかりを見た。とにかく明日になれ。そればかりを考えていた。痛み止めはもらわなかった。その代わり、アイスノンを何度も用意してもらい、ひたすら喉を冷やた。熱も少し出る。
本日入院。
手術は明日の朝。8時半から麻酔開始で、9時には手術開始。手術は1時間ほどらしい。10時半には、病室に戻っているとのこと。

手術は明日なので、今日入院といってもいたって健康。入室後、麻酔科で麻酔の説明を受けるが、それ以外に予定は全く無い。なので、読書。空海の風景を読みふける。
麻酔科では、麻酔の仕方の説明を受ける。点滴で麻酔をした後、チューブを気管に通して、そこから麻酔を継続するとのこと。このチューブ挿入時に、気道をよく見えるようにするため、L字型の機器を使用するらしいが、人によっては気道が見え難く、そのためずいぶんと無理をしてその機器をつかって口をあけるため、歯が折れることもあるとか。どうせなら、抜かずにある親知らずが折れてくれればいいのだが。まぁ、そうもいくまい。

夕飯が出る。しばらく揚げ物が食べられないからなのか、エビフライが出てくる。喉を意識しているせいか、なんだか喉を通りにくい。

意識すればするほど、どつぼにはまるので、今日はひたすら読書をしよう。では、また明日。・・・明日、この日記をつける余裕はないだろうなぁ。

病院に術前検査にゆく。
全身麻酔をしての手術(口蓋扁桃摘出)のため、それに向けての検査。
また同時に、扁桃摘出手術の簡単な流れと、術前術後の過ごし方を教えてもらった。

どうやら思っていたほど、術後の静養は長くはないようである。要は、のどの傷がむき出しになっていて激痛が走ろうとも、しっかりと食事を取ることが出来さえすれば、直りが早いらしい。『子供だと、痛くても食べてくれるんですけど、大人は痛いと食べてくれないですからねぇ』と先生。よし、わかった、手術後1日目からどんどん食べてやろうじゃないか。
をした。
口蓋扁桃摘出手術(扁桃腺摘出手術)を来月に受ける。

例の如く、三日酔いの後、扁桃(今は扁桃腺とは言わないらしい)が腫れ、38度の熱と全体の倦怠感、そして何よりも全身関節痛が僕を襲った。毎回、何かをやりすぎるとこの病気になる。昨年の夏から、これで5回目の急性扁桃炎。

早速、近所の医者に見てもらうが、薬がなかなか効かない。そこで今日、赤十字病院まで出向き、検査をしてもらう。結果、『慢性扁桃炎』とのこと。
扁桃には無数の穴があいており、そこに菌が常駐している状態になっているのが、慢性扁桃炎。西洋医薬では、この菌を一掃することはできないらしい。見立ててくれた先生も開口一番『切るしかないですね』だった。

切らないで済む方法もあることはある。
扁桃に吸引機を当てて、中の細菌を直接吸引する方法。しかし、結局は扁桃の穴にまた細菌がたまるリスクは高い。
鍼灸での慢性の扁桃炎治療。個人差もあるようだが、治療に時間がかかりすぎる。来年から妻の出張が増える事を考えると、今年中に何とかしなければいけない。

慢性扁桃炎は、体調が悪くなれば必ず扁桃が腫れて高熱を出すということ。心臓や腎臓にも将来的に大きな負担をかけることになるらしい。治療だけでは克服できない病気で、先生も『悪化していくことがほとんどで、良くなっていく可能性はほとんどないです』と言い切った。ということで、ついに観念し、切ることに決めた。

手術自体はたいした事はないらしい。ただ、摘出後、喉の傷がむき出しになっているため、それが直りきるまでが大変との事。食べ物はもちろん、自分の唾でさえ飲み込めない日がくるのである。咳も出来なければ、あくびも出来ない。激しいくしゃみをすれば、傷口がぱっくり、という事態もあるらしい。先生からも『手術後3週間は絶対安静でお願いします』と言われてしまった。

とりあえず、今月終わりに、麻酔の検査(全身麻酔の手術のため)がてら、妻共々手術の詳しい説明を聞きに行く。切ったり貼ったりするのは、趣味じゃないのだが、今回だけは避けられないようだ。

田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
(アットマークを@に置き換えて送信ください)

プロフィール
06 ≪│2017/07│≫ 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カレンダー(月別)
カテゴリ
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メールフォーム

Page Top

Powered by FC2 Blog |

FC2Ad

| Template Design by スタンダード・デザインラボ